​​「#ヒーローに免疫を」プロジェクト担当者に訊く、酷暑の夏を終えた今意識したい免疫ケアでできる体調管理法​

2024/10/11
マガジンサミット編集部

​​キリンホールディングスが、「食と健康」で新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会を実現したいという思いのもと、「健康サポートアクション」の一環として、今年7月から行なっている「あなたを支えるヒーロー」の健康をサポートするという活動「『#ヒーローに免疫を』プロジェクト」。​

​​このプロジェクトや、それ以前から免疫セミナーを行うなど、キリンホールディングスでは免疫ケアの重要性を広く伝えることに力を入れています。​

​​本当に暑く、そして長かった夏はようやく終わりましたが、その間知らず知らずのうちに暑さによるダメージを受けている人がいるかもしれません。朝晩は涼しい日が多くなりましたが、急にぐっと気温が上がる日もあり、まだまだ油断は禁物。今回は、そんな季節の変わり目である今意識したい、免疫ケアでできる体調管理の方法を「#ヒーローに免疫を」プロジェクトの担当者に訊きました。​

​​▼免疫ケアが体調管理において重要だと伺いました。この理由と、免疫ケアによって期待できる効果を教えてください。また免疫が下がると起きる症状などがあればあわせて教えてください。​

​​ー免疫は人間に本来備わっている防御システムで、体の中の免疫細胞が外敵から身を守るために日々働いています。免疫が維持されないと外敵が侵入してしまい健康に過ごせなくなってしまうので、健康のためには規則正しい生活習慣と免疫ケアが大切です。​

​​免疫は睡眠不足やストレスなど、日々の生活の中で簡単に低下してしまいます。免疫が低下してしまうと風邪や病気にかかりやすくなってしまいます。​

​​▼はやり病などが流行する冬ではなく、まだ暖かい時期にも免疫ケアは重要なのでしょうか。​

​​ー当社調査によると、夏の体調管理を行っている人の約8割が、「夏の体調管理は十​​​分にできていると思う」と回答する一方で、7割以上は夏風邪や夏バテなどの体調不​良を経験していることが分かりました。また約9割の人が「水分補給や紫外線対策な​どの夏特有の対策だけでは体調管理は足りないと思う」、約7割が「夏の季節は“免疫ケア”が足りてないと感じる」と回答していることも分かりました。​

​​ーさらに今年の夏は、近年の記録的な暑さに加えてラニーニャ現象の影響もあり、記録的に厳しい暑さが続きました。夏の暑さが継続することによるストレスも免疫を低下させることから、夏特有の体調管理に加え、免疫ケアの必要性がうかがえます。こうした点から、感染症が流行しやすい冬だけでなく、暑い時期も免疫ケアが必要と考えています。​

​​▼具体的に免疫ケアとはどのようなことをすればいいのか、私たちが取り入れられる簡単なことから専門的なことまで教えてください。​

​​ー免疫を維持するために大切なこととしては、規則正しい生活、適度な運動、栄養バランスの良い食事、休養(十分な睡眠と心のゆとり)が必要です。​

​​ー気温が高い日においても、冷えに注意し、体の内側からの免疫ケアが重要であ​ると、医師の石原新菜先生より解説いただいています。暑いと代謝が落ち、代謝が落ちると免疫が低下します。暑さのストレスを感じることでさらに免疫が低下す​るという悪循環に陥りやすいため、暑い時期には免疫の維持が重要です。暑くてあまり食欲が湧かない日も、栄養価の高い食事を積極的に取ることがおすすめです。​

​​▼改めて、「#ヒーローに免疫を」プロジェクトについて教えてください。このプロジェクトではどんな取り組みをしていますか。​

​​ー昨年春から、病児保育士さんや助産師さん、小児科医師といった医療関係で働く方々へ免疫ケア商品の提供や、免疫ケアセミナーを行うことにより、日々の健康維持に役立つ免疫の重要性を科学的根拠とともに全国に広げています。​

​​ーこの企画は「医療従事者のみなさまも一人の母や父、息子や娘、上司や部下といった様々な立場があり、誰もが一人の人として大切に思う人や思われる人がいる。だからこそ一人一人が健康で笑顔でいることでたくさんの人のよろこびや幸せにつながるのでは」と考えた企画ですが、そこから対象を「あなたの身近なヒーロー」に広げ、一般のお客様も参加できるようにしました。​

​​▼免疫研究にはいつから取り組んでいたのでしょうか​

​​ー​​KIRINの免疫研究のルーツは、祖業ビールで培った発酵技術に由来します。発酵・バイオテクノロジー・乳酸菌の研究は、100年以上前から行なっています。​

​​80年代には、ビールの酵母や微生物の研究・知見から医薬事業へ展開し、医薬の開発などから免疫の研究へ広がりました。そして35年以上の免疫の研究の中で、世界で初めて免疫の司令塔へ働きかける乳酸菌「プラズマ乳酸菌」をキリンの研究所が発見しました。「プラズマ乳酸菌」は免疫機能で初めて機能性表示食品として認定された乳酸菌です。​

​​▼キリンが免疫ケアを啓蒙する理由、またその先にある企業としての目標を教えてください。​

​​ー超高齢社会の先進国である日本で人生100年時代が叫ばれる今、可能な限り健康体で自立的に過ごせる「健康寿命」が大切であると考えています。人生100年時代のお客様の元気で前向きな毎日へ貢献したいと考え、規則正しい生活の要素である、「睡眠」「食事」「運動」に続く、健康習慣の第4の柱として「免疫ケア」をお客様に提案しています。「免疫」とは、私たちの健康の土台であり、「免疫ケア」はお客様の前向きな毎日を支える重要な役割を担っていると考えています。​

​​ー食と医の事業で培った、発酵&バイオテクノロジーを中心とした技術を基盤に、長年信頼を築いてきた幅広い顧客接点で、サイエンスに基づく嘘・偽りのない商品とサービスを提供し、人間が元来もっている力を高めることで、人種や性別、年齢などに関係なく全ての人の、人生100年時代における生きるよろこびと、心豊かな生活の実現を目指した、人生100年時代の健幸ライフスタイルパートナーになりたいと考えています。​

​​私たちの健康と真剣に向き合い、独自のノウハウをもとにキリンが伝える「免疫ケア」の重要性。これまで免疫ケアという言葉をあまり聞いたことがなかった人も、意識していくと良さそうです。​

​​今年もとても暑かった夏。まだ夏バテから復活しきれていないという方は特に、免疫ケアの基本である​​規則正しい生活、適度な運動、栄養バランスの良い食事、休養、今こそこのポイントをしっかり覚えてくださいね。​

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