もしものことがあったとき、遮断されて一番困るライフラインは何でしょうか?もちろんガスや水は生きる上で必要不可欠ですが、「光」が失われると精神的な不安は計り知れないものになります。電気は大事。
トヨタは3月6日、トヨタプリウスPHVの電源供給システムを訴求した新Webムービー「1500Wあれば、けっこういける。」を公開しました。
これは「これからの時代は、クルマが『環境』だけでなく『地域社会への貢献』に寄与することが求められている」と考える同社の想いが詰まった作品。万が一電力が途絶えた時、プリウスPHVの電源供給システムが実現する、クルマの新しい可能性が表現されています。
動画はLEDドットライトのアニメーションで描かれた、とある家族の日常。スタンドライトを点けた父。電力は20Wです。スタンドライトの紐部分にズームインし、今度は電気ストーブのツマミになります。スイッチを点け、温まる娘のシーンです。これは750W。
続いて充電器を差し込んで、スマートフォンを充電する息子。スマホはもはや生活に欠かせないインフラです。充電が切れて動かなくなると、どうしようもない気持ちになります。こちらは10Wです。
スマホをタップする息子の指が、今度は母の指に変わります。母は600Wを使い、炊飯器のボタンを押しました。蓋を開けて、ご飯をよそっています。当たり前に食べていた炊きたてのご飯も、電気がなければ叶いません。
停電や災害時、クルマが人を助ける
そして普段通り、家族揃って食卓を囲みます。使った電力は1380W。それを実現していたのは、プリウスPHVの電源供給システムでした。プリウスPHV電源供給システムは合計1500Wを使用できるので、最低限の生活を送ることが可能です。なるほど。1500Wあれば、けっこういける。
もはやクルマは、人を運ぶ手段に留まりません。“移動する電源”の役割も果たしているのです。
災害は突然やってきます。7年前、あの震災を予期していた人は少なかったのではないでしょうか。暗闇の中、寒さに震える生活を続けていた人を思うと胸が痛みます。そんな時、近くに1500Wがあったなら、どれだけ心が安らぐことか。クルマが人を助ける社会の実現は、すぐそこまで来ています。