2016年も終わりに近づき、そろそろ大掃除を始めようと思っている皆さん、どうせするなら2017年の運気を上がるためのお掃除をしてみるのというのは如何ですか? 来年を良い年にするために、これだけは大掃除から外さないで!! というお掃除のコツを赤坂のママ燕尾先生にお聞きしてきました。
大掃除を始めるのに良き日とは?
12月13日、お正月の準備を始める「事始めの日」から始めることをお勧めします。テレビのニュースでも、お寺の“すす払い”をする様子が映りますが、“すす”や“埃”は穢れや厄が形になったものと考えられていますので、いつもは手の届かない場所などに溜まった“一年のすす(穢れや厄)”を払う日に始めると良いでしょう。ただし、12月29日は、“二重苦”につながる「苦の日」とされているので、お掃除はお休みしたほうがいいですよ。
他にも31日は、じっと静かにお正月の神様を迎える日とされていますので、この日もお掃除は控えめに。
掃除のオススメポイント
まずは住居。普段のお掃除で隅々まで綺麗にしているかもしれませんが、今からご紹介する2か所は、「福」の入って来る場所ですので、一年の汚れを落とすと言う意識で、いつも以上に綺麗に掃除をしてみてくださいね。
玄関
家の顔である玄関は、全ての運に関すると言っても過言ではありません。
旺気(おうき)と呼ばれる最も強いエネルギーを、玄関から呼び込むことで、金運や健康運など、良い運がたくさん舞い込むようになります。そして、下駄箱の中も水拭きをしてください。これは、帰宅の際に運んできてしまった悪運をふき取ると言う意味なのです。
ベランダ
ベランダは玄関の次に「運」が入ってくる場所とされているんです。不要な物を置いたままにしていると、そこから「悪い運」が部屋に入ってきてしまいますので、もし、ベランダを物置代わりにしているのであれば、今年の大掃除で不要な物は捨てて綺麗にしてください。勿論、窓が汚れているのも「福」が入ってこない原因になってしまうので、ピカピカに磨いて下さいね。
そして、新しい運気を取り込むには、取り込むスペースを確保しなくてはいけません。ですので、良い運気を溜めることが出来るスペースを作るために古いものを手放しましょう。身近な所では…
携帯電話のメモリー
出会いがないと感じている人は『携帯電話の中身を整理すること』をお勧めします。携帯電話は「人とのつながり」を象徴する道具です。古いものが残っていると、新しい出会いが入ってきません。ですから、元彼や、もう縁を切りたい知人、友人の連絡先や、昔のメールや写真など、思い切って消去して新しい出会いを手に入れましょう。
プレゼントや貰い物
来年こそ新しい恋を始めたい、良き人に出会いたいと思う人は、部屋の中にある思い出の品を処分しましょ。古い品物はホコリや汚れとともに負のエネルギーをためこんでしまいます。もし別れた彼氏から貰った物を持っているとしたら、次の良きご縁が入る場所を奪っていることになります。肉親の形見など、特別な品以外は、ぜひ年内のうちに手放し、新年に新しい運気が入ってくるスペースを作っておきましょう。
大掃除をすると言うことは、新しい運気のスペースを作る事。そんなイメージを持って取り組むと、来年度に沢山の福がやってきますよ。