年末の大掃除は、余っている調味料等を使ってスッキリ綺麗に?

2016/12/13
竹川 春菜

1年の終わりが近づき、そろそろ大掃除の季節。普段はなかなか手の届かない場所も入念に掃除して、1年分の汚れをきれいにしたいですね。しかし、年末の掃除のためだけにお掃除グッズを買い足すのはなんだかもったいない…

 

そこで、家にある調味料や食材でできる掃除法をご紹介します!すみずみまでピカピカになるその威力に、きっと驚くはずです。

 

油汚れが気になるガスコンロは、ビールで蘇る!

 

 

毎日のように使うガスコンロのお手入れは、なかなか骨が折れるもの。
どんなに拭いてもネバついてしまうというコンロでも、ビールで掃除すればあっという間にきれいになります。

 

まずは、ビールをキッチンペーパーに染み込ませたら、それでガスコンロを覆います。10分ほど放置してから水拭きすれば、落ちにくい油汚れもすっきり。ビールに含まれるビタミンEとアルコールには、油を浮き上がらせる効果があるのだそう。臭いまで消し去ってくれるのが嬉しいところです。

 

頑固な鍋・フライパンの焦げはケチャップで

 

 

掃除するのもひと苦労な鍋やフライパンの焦げには、意外にもケチャップが活躍してくれます。

 

タワシやスポンジにケチャップをつけて洗うだけ。ケチャップにふくまれている酸が汚れを落としてくれるのだそうです。頑固な汚れの時は、ケチャップをつけてからしばらく置いておくと効果的です。

 

悩ましい水垢はお酢が解決!

 

 

お風呂や洗面所の鏡は、気をつけていてもどうしても汚れてしまうもの。見た目にもわかるので、汚い印象を与えてしまいますよね。

 

白いうろこのような形状の水垢は、お酢を含ませた雑巾で掃除をすればすぐにきれいになります。そもそも水垢ができるのは、水に含まれる金属成分が原因で、汚れはアルカリ性のもの。そのため、酸性であるお酢が汚れを溶かしてくれるのです。

 

黄ばんだ障子は大根おろしで真っ白に!

 

 

掃除が難しい和室も、普段使う食材できれいにすることができます。
特に障子はすぐ黄ばんでしまうのが悩みどころ。張り替えには時間も労力もかかるので面倒だと感じている方もいるでしょう。

 

そんな時は大根おろしで掃除すれば、白い障子が蘇ります。ただ大根おろしの汁をスポンジになじませてから、障子を拭いていくだけ。大根に含まれているジアスターゼという成分が反応して、きれいになるという仕組みです。掃除の際は、障子を破いてしまわないよう注意しましょう。

 

床は、じゃがいもの茹で汁で拭こう

 

 

いつもよりフローリングをきれいにしたい時は、じゃがいもの茹で汁がオススメです。じゃがいもはでんぷんが豊富で、特に茹で汁には溶け出したでんぷんがたっぷり。このでんぷんが、フローリングの汚れを落としてくれます。

 

やり方は、冷ました茹で汁を雑巾に含ませて掃除をするだけ。畳にも使える方法です。

 

身近な調味料・食材なら体に優しくて安心!

意外な調味料や食材ばかりですが、使い方によっては掃除にも応用することができます。余計な掃除用具を買わなくて済むのはもちろん、どれも普段は口にしているものだから安心して使うことができるのも嬉しいですね。掃除用具に負けないくらいきれいになるので、ぜひ試してみてください。

 

 

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竹川 春菜
この記事を書いた人

竹川 春菜

ライターとして、旅行・健康・人物インタビューを中心に、書籍やWEBで執筆中。体を壊した経験から予防医学に出会い、最近は「アーユルヴェーダ」を勉強中。毎日の暮らしが楽しく快適になる情報を発信していきます。

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