2019年。今年は今から30年前の1989 年に舟津圭三氏を含む6人の冒険家が、南極犬ぞり横断を達成してからちょうど30周年の年となります。そして今回、その南極犬ぞり横断成功30周年を記念して11 月 10 日に東京国際フォーラムにて、舟津圭三氏ら6人の冒険家が集まるシンポジウムが開催されることとなりました。
THINK SOUTH FOR THE NEXT 実行委員会(後援:株式会社ゴールドウイン、株式会社 DAC ホールディングス、協賛:日本ゴア株式会社)は、環境と平和の大切さ、チャレンジスピリットの重要性を次世代につなげていく目的で、プロジェクト「THINK SOUTH FOR THE NEXT」をスタート。
今回行われるシンポジウムはプロジェクトのメインと位置づけされるイベントで、30年前に南極犬ぞり横断を達成したメンバーであるウィル・スティーガー氏(アメリカ)、ジャン・ルイ=エチエンヌ氏(フランス)、ヴィクター・ボヤルスキー氏(ロシア)、 チン・ダホ氏(中国)、ジェフ・サマーズ氏(イギリス)、舟津圭三氏(日本)の6人が再集結するという貴重なイベントとなっています。
シンポジウムでは6人が登壇するほか、日本初公開となるドキュメンタリー映画「Trans-Antarctica Expedition」を公開。同映画は、世界で初めて南極犬ぞり横断に成功した6人の冒険家たちを記録したドキュメンタリーとなっており、30年前の当時の極地の様子や彼らのエピソードが収められています。
映画は歴史的に見ても、とても貴重な作品。公式サイトでは上映に先立ち、予告ムービーも公開されています。
URL:https://www.think-south.com/
THINK SOUTH FOR THE NEXTプロジェクトとは
1989年、6人の冒険家たちは環境と平和を訴えるメッセージ「THINK SOUTH」を胸に、犬ぞりによる初の南極大陸横断の冒険へ旅立ちました。そしてその後、約 4000 マイル(約 6400 キロメートル)を踏破し、無事全員が横断に成功。
「THINK SOUTH FOR THE NEXT」は当時南極大陸横断に挑戦した6人たちが考え、南極点から世界に発信した現代社会の問題に改めて注目し、次世代へ継承していこうというプロジェクト。環境と平和の大切さ、チャレンジスピリットの重要性を社会へと発信していきます。
ラジオ特番
プロジェクトの一環として 10 月 20 日には TOKYO FM にて FM Festival2019 未来授業 プレスペシャル「地球が教えてくれること ~THINK SOUTH FOR THE NEXT~」を放送。舟津圭三氏と旅する写真家・石川直樹氏の2人が、「環境」「冒険」「チャレンジスピリット」をテーマに、大学生に向けた授業を開催します。
THINK SOUTH FOR THE NEXT今後のスケジュール
プロジェクトでは今後もイベントを実施。全てのイベントに舟津氏含む 6 人の冒険家も登壇します。
①11 月 4 日(月・祝)/北海道仁木町にて講演会
②11 月 10 日(日)/東京国際フォーラムにてシンポジウム開催
③11 月 11 日(月)/都内公立中学校にて講演会
環境と平和の大切さ、チャレンジスピリットの重要性を伝えていくプロジェクト「THINK SOUTH FOR THE NEXT」。今後の活動にも注目です。
シンポジウム概要
タイトル:「THINK SOUTH FOR THE NEXT」シンポジウム
開催場所:東京国際フォーラム
日時 :11 月 10 日 14時~17 時(受付開始 13 時~)
内容 :➀14 時~ドキュメンタリー映画「Trans-Antarctica Expedition」日本初上映
②16 時~トークイベント
チケットは9 月 20 日よりチケットぴあにて販売開始。入場料大人 2,000 円、高校生以下 1,000 円(どちらも税込)。