横尾忠則、鴻池朋子、山口晃ら日本現代アートのDNAを探る!高橋龍太郎コレクションから貴重作品を展示

2023/03/13
佐藤 勇馬

寺田倉庫が運営する東京・品川区の現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」は13日、4月28日から8月27日まで高橋龍太郎コレクション「ART de チャチャチャ ー日本現代アートのDNAを探るー」展を開催すると発表しました。

同コレクションは、日本屈指のアートコレクターである精神科医・高橋龍太郎氏が1997年から本格的に始めた現代アートコレクションで、現在3,000点を超える作品を所有しています。

※鴻池朋子「無題」2010 © Tomoko Konoike

日本の現代アートシーンを語るうえで欠かすことのできないもので、今回はコレクションより約30作家による約40点の作品をセレクト。岡村桂三郎、鴻池朋子、菅木志雄、山口晃、横尾忠則ら、日本の長い歴史の中で築き上げられてきた文化や芸術、価値観を継承しながらも独自の視点で再解釈し、新たな形や方法で表現している作家の作品を中心に紹介します。

※岡村桂三郎「獅子08-1」2006, Courtesy of コバヤシ画廊, Photo by Mareo Suemasa

見どころとしては「光と陰の中に浮かび上がる作品たち」として、岡村桂三郎の迫力ある大型作品と杉本博司、井上有一、操上和美らの作品が共鳴し、光と陰の中に浮かび上がる特別な展示空間を演出。「技法・素材・モチーフに焦点を当てた日本ならではの作品たち」として、日本独自の伝統的な技法や素材、モチーフを取り入れ、多様な表現で制作された小沢剛、鴻池朋子、天明屋尚、山口晃、横尾忠則らの作品を展示するほか、華雪のインスタレーション作品や、束芋の映像作品、小谷元彦の彫刻作品などの初出展作品も用意されます。

また、WHAT MUSEUM公式YouTubeチャンネルでは、「WHAT ARTIST INTERVIEW」と題し、展覧会に出展する作家のインタビュー映像を順次配信していく予定となっています。

【展示公式ページ】
https://what.warehouseofart.org/exhibitions/takahashi-collection-artdechachacha/

【公式YouTube】
https://www.youtube.com/c/WHATMUSEUM

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この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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