伊集院光さんと尾木ママが中学校で特別授業を開催!伊集院さんは前向きな不登校と今の自分との繋がりも語る

2026/01/31
マガジンサミット編集部

子供を大切にする社会気運の広がりを目指す東京都の取り組み「こどもスマイルムーブメント」。こちらの取り組みの一つとしてアンバサダーの伊集院光さんと尾木直樹さんが特別授業を足立区立第十三中学校で行なった。

授業のテーマは「本が心を育てる」。アンバサダー2人による絵本の朗読や生徒のおすすめの本の発表を通して本の魅力についてトークを繰り広げた。

伊集院さんは「子供を育てたことがないので学校にくるのは久しぶりです。当時の気持ちがよみがえってきて、今日は楽しいです」とコメント。

“尾木ママ”こと尾木さんは「わたしは中学生の国語の教員もやっていたので、すごく懐かしい。教壇に立つと誰かを当てたくなるの」と、二人ともご自身の学校での記憶・思い出を、心に浮かべているようだった。

読み聞かせでは伊集院さんは絵本『の』を朗読をした。ゆっくりと、そして時々、生徒の目を見ながら物語を生徒に読み聞かせていった。

そして読み終わると「この絵本は自分のペースで読んで欲しいです。この物語は『の』で繋がっていれば自由だから、想像するのも楽しい!自分だったらこう繋げるな・・・と想像の中で物語を作るのもいいんです。大人になった友達がこの本を僕に勧めてくれて、読んでみると想像は自由ということを改めて知れた本です」と生徒に想像することの楽しさ、自由さを伝えた。

尾木さんはウクライナ民話『てぶくろ』を朗読。とても大きな本で、教室内にいる生徒たちにも見やすい絵本をセレクトした。

「ウクライナはロシアに攻められているから弱い立場を応援したいの。だからウクライナの話を選んだんです。ちょっと難しかったかな?」というと、伊集院さんも「わからないというのも大切。そうゆう絵本は意外に生涯、忘れないし、高校生や大人になった時に分かったりする。わからないのは逆にワクワクすることと思ってほしいです」とそれぞれの絵本の朗読から本の魅力を生徒に伝えた。

その後は生徒達がそれぞれ好きな本を紹介する番に。『クジラがしんだら』や『栄光のバックホーム』『よだかの星』『1500日震災からの日々』などの本が生徒代表者から上がった。

脳腫瘍と闘いながらプロ野球選手とした活躍する横田慎太郎さんの人生が書かれた本『栄光のバックホーム』は伊集院さんも読んだことがあるそうで「僕もこの本、読みました。50代と中学生が同じ感動や価値観を共有できるし、語り合える。それが本だよね」と感想をコメントした。

東日本大震災について書かれた『1500日震災からの日々』はこの震災の8日後に生まれた生徒がどんな震災だったか知りたかったと選んだ本。これに対して、尾木さんは「僕もこの日、どうしていたかな?って思い出していたけれど、その後にこんなに大きく立派に育った少年がいると思うと希望が持てますよね」と発表をした生徒を見てしみじみ語った。

最後は生徒代表から特別授業を行った2人に感謝の言葉が送られた。伊集院さんは「学校で感謝される日が来るとは・・・」と感動していた。

また、伊集院さんは当時の学生時代については次のように語った。「僕は小中高とあまり上手に学校に通えず、高校は辞めてしまいました。前向きな不登校と呼んでいるんですが、ありがたいことに親が『学校に行け』とあまり無理に行かせようとしなかったんです。また『出かけても構わない』と許してもくれてました。当時、映画館は補導が入るのですが、寄席はノーマークで、それでよく寄席に行ってたんです。それが自分が落語家になったことにつながったかというと、難しいですが、少なくともその年齢で落語を知る、聞くことは少ないだろうから、落語家という選択肢が生まれたのかもしれないですね」と過去の学生生活を振り返りながら、今の自分につながったのかもしれないと、丁寧に言葉を選びながら話した。

そんな思い出もある学校で、このように学生から感謝される日がくるのは、感慨深いものもあったのかもしれない。

登壇したお二人にとっても、生徒にとっても、授業や本を通してまた新たな”気づき””想い”を得たようで、実りある時間になったようだった。

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