玉城ティナが激オシ!負の感情はノートに書きこめばOK

2019/10/09
石井隼人

伝説的テレビアニメとして2005年より放映されて以降、コミック、ドラマ、ライトノベル、ゲーム、舞台、遊技機など幅広く展開され、確固たる人気を博してきた「地獄少女」がついに映画化。11月15日に全国公開される。

 

10月8日には東京の新宿バルト9で完成披露試写会が行われ、主演の玉城ティナ、共演の森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48)、藤田富、そして白石晃士監督が参加した。

 

閻魔あい役の玉城は「ドンピシャ世代で小学生の時に漫画連載から読んでいました。そんな自分がまさか閻魔あいを演じるとは思わず、当時の自分に教えてあげたい」と抜擢に嬉しそう。オファーを受けて「驚きもあったけれど、原作ファンにも新しい映画版『地獄少女』として届けることができれば」とアピールした。

 

美保役の森は「本編を観て、ただただ玉城さんの閻魔あいに圧倒された」と舌を巻き、玉城が「閻魔あいはセリフが多い役ではないので目線と声の使い方に気をつけた。声もアニメを参考に、原作をリスペクトしながら新しい閻魔あいを作り上げようと思った」と熱弁すると、森は「共演シーンもほとんどなくて、現場でお話をされている姿を見たことがなかったので…お話されている~」と生・玉城に大興奮していた。

 

早苗役の大場は「普段のアイドル経験が活かされたのはほんの一瞬。あとは絶望に満ちているアイドルです」と役柄を紹介して「普段とは真逆すぎる役柄だったので、新しい感情が芽生えて逆にやりやすいキャラクターだった」と新境地開拓を報告。魔鬼役の藤田は主演特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾン』にかけて「魔鬼も幼少期は仮面ライダーに憧れていたと思う。ヒーローに憧れながらも、間違った方向に行ってしまった人という意識で演じました」と役作りを報告し「銀髪で黒い服で爪も黒くて、非日常感を味わえた。素のままで演じたと言ったら相当ヤバイ奴と思われてしまうけれど、演じやすかった」としっくりきているようだった。

 

映画の内容にちなんで「イライラした気持ちを晴らす方法」を聞かれた玉城は「人には絶対に見せられない、負の感情を書き込んだノートがあります」と玉城版デスノートの存在を明かし「負の感情をわざわざ声に出したりせず、対自分との対話で収められるように書いています。書き始めたのは18歳の頃から。おススメですよ」とニコリ。白石監督から「すごい言葉で書かれているんですか?」と聞かれると「多少。ごくまれに」と微笑んでいた。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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