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台湾、シンガポール、マレーシア、そして日本といったアジア太平洋圏に事業拠点を持つ AI マルチメディアテクノロジーグループであるKKCompany Technologiesの日本法人 KKCompany Japan 合同会社は、2月21日(金)にメディア向けラウンドテーブルを実施。今年1月に全面リニューアルした「BlendVision AiM」の紹介などを行った。
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同社は、動画技術と AI 活用技術を融合させた マルチメディア対応 AI プラットフォーム「BlendVision AiM」(ブレンドビジョン・エイム)を提供し、企業・教育機関・官公庁における「マルチメディア + AI」活用によるコミュニケーション活性化、業務効率化、働き方変革を促進してきた。2024年4月に発売を開始したBlendVision AiMのAI機能をユーザーからのニーズに応え大幅に強化、さらに「チームの活用・共有」を促す「マルチメディア + AI」プラットフォームとして大幅リニューアルした。
今回のリニューアルにより、これまでのAIチャットボット機能に加えて、会議録画や企業研修動画・動画マニュアルなど、テキストデータのみならず動画を含んだマルチメディアコンテンツを最大限活用できるさまざまなAI機能が強化、追加された。また、ユーザーが直感的に「マルチメディア+AI」をチームで活用・共有できるようにUIの変更がされている。
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あわせて、価格体系が見直され、従来の容量を基準とした月額プランからユーザー数によって変動する月額プランとして、1ユーザー700円(月額、税抜き価格。10ユーザーから年間契約)から利用できるようになり、より多くの企業がBlendVision AiMを導入しやすくなった。
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AI活用技術の進化により、BlendVision AiMではこれまでと比べてできることが増え、より便利になっている。対話型AIチャットボットによる動画を含むマルチメディアコンテンツの検索・情報抽出や分析、さらに複数・大量の動画、研修・マニュアル動画、文書ファイルでも横断的に検索、抽出が可能に。音声認識+自動文字起こしによる情報だけでなく、画像認識や動き・トーン強弱の変化をも取り扱う「マルチモーダル」対応可能なAI活用技術を搭載している。
リニューアル後のBlendVision AiMは、会議録画などの動画の内容を取りこぼさない精度、豊富な情報量が強みになっている。音声だけでなく映像・動画内容も分析できるマルチモーダルに対応し、自動タグリスト生成や自動シーン分割といった機能で動画の要約をAIに任せることができるため、Web会議サービスや議事録・要点生成アプリの機能を超える汎用性を持っている。
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