春は新年度の新しい環境の変化についていけず、仕事を楽しめずに悩んでいる方も多い季節です。そのまま5月病に突入してしまう前に、仕事の楽しみ方を知っておきましょう。嫌な仕事にもやりがいを見つけられるはずです。
成果より充実感を目指す
いきなり成果を追い求めるのではなく、まずは充実感を得られるようにしましょう。自分が無理なく仕事できているか、環境に順応できているかなど、基本的なことで構いません。きちんと仕事していること自体を評価しましょう。
充実感を得られるとドーパミンが出やすくなり、疲れを感じにくくなると言われています。どうしても充実感を得られないようなら環境を変えることも検討しましょう。満足するためには、イヤイヤやらないことが大切です。
好奇心を活かした仕事をする
好奇心を持てるものは自分を幸せにしてくれるもの。まだ何に興味を持てるかわからない方は「嫌いじゃないならとにかくやってみる」スタンスで取り組んでみましょう。
がむしゃらに新しいことに取り組んでいるうちに、新しい魅力に気付いてハマっていくパターンも珍しくありません。最初からあきらめてしまう前に、自分の好奇心に素直になること、敏感になることが肝心です。
自分で選択する
意外にも、仕事で受けるストレスのほとんどは「仕事の内容」によるものではなく「自分自身でコントロールできるかどうか」「自分に選択肢があるかどうか」で決まります。今やっている仕事は、自分でハンドルを握れていますか?
もし上司など他者の指示に依存しすぎているようなら、危険なサイン。まずは自分でコントロールできるように調整しましょう。たとえば上司とはゴール設定だけ共有しておき、そこまでのやり方は任せてもらうなど、調整の仕方はさまざまあります。自分が納得できるやり方を模索しましょう。
仕事内容にそこまで興味が持てなくても、自分でコントロールできている実感を持てれば、自然とやりがいや楽しさも感じられるようになり、少しずつやる気が出てきます。