この冬食べたい、味も満足なムービージェニック鍋

2017/11/19
放送作家 鴨島妙実

鍋の季節がやってきました。鍋料理を巡っては、毎年さまざまな流行りが生まれ、テレビや雑誌でも特集されることがよくあります。かつてはコラーゲンがたっぷり入った美容系鍋や、近年は“インスタ映え”重視のフォトジェニックなものまで、種類は実にさまざま。

 

そして今冬は…というと、もはや映えるのは写真にとどまらず動画にまで及び、「ムービージェニック鍋」なるものが流行るのだとか。確かに最近、インスタグラムでも動画を投稿する人がいたり、ストーリーズ(24時間で投稿が消える機能)で動画を投稿している人もちらほら。レシピ動画なんて、完成するまで見てしまいますし…。

 

インスタ動画見ちゃう女子、20代は7割以上

 

トレンダーズ「動画マーケティング戦略室」の調査によれば、インスタグラムのフィードで動画を再生する女性は63%、ストーリーズで再生する人は71%20代に限って言えば、いずれも7割以上と、興味の高さがうかがえます。写真映えのみならず、動画映えが重要になってくるのは、必然だったのではないでしょうか。

 

ムービージェニック鍋は本当においしいの?

流行の兆しとはいえ、ついナナメな見方をしてしまう筆者…。「本当においしいの? 動画映えするだけじゃないの?」

 

そこで、ムービージェニックな鍋を提供しているお店のひとつ、本格イタリアン「トリッパイオ」浦和店に行ってきました。実はココ、某サッカーチームの試合を観戦した後など、個人的に何度か来ているお店なんです。「日本一おいしいミートソース」が有名ですが、筆者のお気に入りはピッツァです()。お気に入りのお店なので、もしただ流行りに乗っただけならショックだ…と思い、これは確かめなければ…! と思った次第です。

 

ウワサのムービージェニック鍋は、「スパイシーラムのスキレットマト鍋 とろ~りチーズソース」。スキレットに入ったトマトのスープの中に、特大サイズのロールキャベツがドン! と1つ。この時点でインパクトが大です。

 

 

そこへ、店長の石原さんが、別のスキレットでとろとろにしたチーズを持ってやってきました。「動画の準備はいいですか?」とお声掛けいただくと(…いつも撮らないので忘れるところでした)、鮮やかな赤に、真っ白なチーズが降り注ぎます! 赤と白のコントラストが映えるので、初心者でもそれっぽく撮影することができました。

 

 

動画が映えたところで、気になるお味の方ですが、ロールキャベツをカットすると、肉汁とともにスパイスの香りが…! 良質なラム肉を混ぜ、5種類のスパイスで味付けしてあるそうで、口の中に入れると良い香りが広がります。これは…ずっと食べていたい味!

 

 

余ったソースは、オーダーすると、バゲットを使ってグラタン風に、またはパスタにアレンジしてくれます。ソースがおいしいのに、食べる過程では残りがちです。

 

「こだわりをもって作っているソースなので、僕らも流したくありませんし、なんとか最後まで美味しく食べてもらえる方法を考えて、こういったシメのメニューも提案しています」とのこと。パスタにこだわっているお店なので、今回はパスタアレンジでお願いしました。

 

 

小麦の味がしっかりするフェットチーネに、さらにチーズを絡めていて、パスタだけでも美味しいのに、あの芳醇なロールキャベツの肉汁が入ったトマトソースを和えるだなんて! おいしいに決まってるじゃないですか!

 

 

全部おいしくいただきました。

 

動画を撮る際は、お店のスタッフの方がお声がけくださる場合もありますが、あくまでも調理の過程の一つです。火傷や調理の妨げにならないよう、配慮して撮影しましょう。

 

ムービージェニックなのはもちろん お店のこだわりが感じられる鍋。この冬、お気に入りのお店を探しに行ってみてはいかがですか?

 

 

【記事内のフォトジェニックな鍋メニューが食べられるお店】

TOSCANA(トスカーナ) 代々木店、吉祥寺店、神谷町店、シァル鶴見店、大手町店、経堂店

quattro cuori(クアットロクオーリ) ボーノ相模大野店

TRiPPAiO(トリッパイオ) 浦和店

 

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放送作家 鴨島妙実
この記事を書いた人

放送作家 鴨島妙実

ラジオ番組の構成や、コラムを執筆中。 「ADVANCE EARTH(NACK5)」や「マイナビ学生の窓口」などに参加。 明日が1ミリでも楽しい日になるような情報をご紹介したいと思っています。趣味は大喜利(のお題作り)。

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