【東京☆今夜はここで独り呑み】 ~悶絶の美味さ!小さなビルの名店(港区新橋 『ととや』)~

2019/02/06
遠藤 昇輝

『家呑みよりも、気になる町で独り呑み』今回は<港区新橋>に繰り出します。新橋といえば都内屈指のオフィス街ですが、駅から徒歩一分のエリアとは思えないほど目立たない場所にある小さなビルへ。ここに旨い魚料理を求めて舌の肥えたサラリーマンが行列をつくる店があります。

活魚料理『ととや』新橋界隈に勤務する人なら知らない人はいないといわれるランチの名所です。魚料理なら、焼いて良し、煮て良し、生で良し。有名なのは「ブリ大根」で、その味もさることながら“真っ黒になるまで味が染み込んだ大根”は他の店ではなかなかお目にかかれない。と根強い人気を誇ります。(残った煮汁をご飯にかけて食べる方もいるほど)

ちなみに定食はメインの魚と白飯に椀物、小鉢や茶碗蒸などが付いて1080円。冬の魚は美味いけど、寒さの中で並ぶのはちょっと…という方は夜が狙い目。店はビルの4階。暖簾をくぐるとカウンターにガラスケース…どこかお寿司屋さんのような雰囲気が漂う空間で極上の魚料理が堪能できます。

どれも最高の焼き加減で提供される「サバ、サケ、アジ、ブリ、銀ダラ…」いったいどれだけの時間煮込んだのか?考えずにはいられない「ブリ大根、タイの兜煮…」さらに刺身もいろいろあるけど、独り呑みで気になるのは頼む分量。でも、『ととや』では独り呑みに最適な「夜の定食(3100円税込)」があるので心配ご無用。

「焼き魚」、「お刺身+白飯」or「ちらし(酢飯)」or「丼(白飯)」、小鉢(2点)、茶碗蒸し、潮汁、お新香、デザートと、その内容は極めてリーズナブル。ここで悩ましいのは「焼き魚」のチョイスです。メニューには「銀ダラ、ブリ、サバ、カマス、サケ、サワラ、アジ」があり、「その他」という表記もあるんです。(即決できる人はかなりのツワモノに違いない)

もし迷ったら、味ではなく“ビジュアル”で選んでみてはいかがでしょう。いかに食欲をそそられるかに重点を置くと選びやすくなるかもしれません。ちなみに隣で「夜の定食」を注文していた常連さんは「銀ダラ」を選択。その食べ方はスマートで、小鉢と刺身を肴に日本酒をチビリチビリやっていく。

そして、茶碗蒸しをいただき、焼き魚(銀ダラ)と白飯、潮汁を堪能。最後にデザートを平らげてサッと帰っていきました。もちろんゆっくり独り呑みしたいなら単品の注文もOK。

「刺身」はどれもさすが活魚料理の店を名乗るだけあって素晴らしかったけど、中でもタコとマグロは絶品でした。

「ととや」といえば焼き魚は外せません。大好物の「銀ムツの西京焼き」は味の濃さがちょうど良く、焼き加減も絶妙。思わず白飯が欲しくなりましたが、代わりに焼酎をおかわり。さて、刺身、焼き魚とくれば次は煮つけ。ランチにはない「キンキの煮付け」をお願いしました。

身はどこまでもやわらかくホロホロ、煮汁を吸い込んだそれは煮付けの王道。食べたら幸せな顔になること請け合いです。

シメには「焼きおにぎり」がおすすめ。大葉に包まれ後味サッパリ。しばらく冬の魚を楽しんだら、次は春の魚たちが待っています。アイナメ、イサキ、カツオ、カンパチ、金目鯛…等々。築地市場は移転しましたが、魚が美味しい昭和の名店は新橋の片隅で健在です。

 

店名:活魚料理『ととや』

住所:東京都港区新橋2-19-6 新和ビル 4F

電話:03-3571-0118

営業時間:月~金 11:00~14:00,17:00~22:00

定休日:毎週土曜日、毎週日曜日、祝日

この記事が気に入ったらいいね!しよう

遠藤 昇輝
この記事を書いた人

遠藤 昇輝

1968年東京生まれ 放送作家として数々の「東京の町歩き番組」を手掛ける傍ら“情報収集”と称してテレビ業界の面々が通う「独り呑みの店」を渡り歩く。東京の町の貴重な遺産を紹介するため一般社団法人東京遺産協会を設立。 町歩きプランナーとして自治体の魅力発信事業等にも参加。

遠藤 昇輝が書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

マガサミTOPIX

【胸熱】渋谷モディでスパイダーマン体験が出来るんだけど皆もう行った!?

本日発売の雑誌一覧

    カバーガール

    カバーガール大賞

    人気のキーワード

    follow on Twitter @magazinesummit
    pagetop