クイズ番組の必須アイテム「広辞苑」第七版出版!そこで広辞苑のクイズ

2018/01/18
放送作家 石原ヒサトシ

2018年1月12日、10年ぶりに改訂された「広辞苑・第七版」(岩波書店)が発売されました。日本語辞典のパイオニア的存在で、そのバックボーンから多くのクイズ番組で「広辞苑に載っている言葉で…」などと基準にされることも多いです。すでに、「第七版に新しく載った言葉は?」という問題もよく見かけます。

では逆に、そんな広辞苑に関するクイズを出題しましょう。問題は10問、三択です。

Q1

広辞苑の編纂・著者として背表紙に名前が記されている「新村出」。読み方は?

A・しんむらいずる B・にいむらゆずる C・しんむらいでる

答えは!? 

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正解 

A・しんむらいずる

1876年(明治9年)10月4日~1967年(昭和42年)8月17日。日本の言語学者、文献学者。京都大学教授・名誉教授。

 

Q2

昭和30年、広辞苑初版が出版されます。新村出と共同作業で編纂に従事した子息とは?

A・新村恭  B・新村徹  C・新村猛

答えは!?

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正解

C・新村猛

猛は出の次男でフランス文学者。恭は孫で岩波書店等の編集者。徹も孫で中国文学者。

 

Q3

広辞苑の初版は昭和30年ですが、実は、その原型となる国語辞典が昭和10年に発売されていました。

そのタイトルは?

A・国語苑  B・辞苑  C・広辞典

答えは!?

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正解

B・辞苑

 

Q4

広辞苑第七版は、六版より約1万語追加して約25万語が掲載されています。このように毎回言葉が増えているのに、本の厚さは初版からずっと8センチで変わりません。どんな工夫をしているのか?

A・文字を小さくして詰めている  B・紙を薄くしている  C・企業秘密

答えは!?

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正解

B・紙を薄くしている

六版より140ページ増え、3216ページと過去最高に。しかし紙を薄くして厚さ8センチを保った。

Q5

紙を薄くすると、透けて見にくくなりそうですが、それを解消するために紙に混ぜ込んだ物質とは?

A・アルミニウム B・ステンレス C・チタン

答えは!?

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正解

C・チタン

 

Q6

主に広辞苑を使うゲームとして知られる「たほいや」。耳慣れない語の本来の説明文と、プレイヤーが創作した偽の説明文を混ぜ、その中から本当の説明文はどれかを当てるクイズゲームだが、ではこの「たほいや」の意味とは?

A・タヌキを呼び寄せるための棒  B・イノシシを追うための小屋  C・シカを追い払うための仕掛け

答えは!?

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正解

B・イノシシを追うための小屋

Q7

時代の変化で説明が不要になった言葉は削除されます。第七版では「基本値段」「給水ポンプ」「スーパー特急」「昼つ程」が消えました。では次の内、第五版に掲載され、第六版で削除されたのは?

A・上高森遺跡  B・蜆塚遺跡  C・吉野ヶ里遺跡

答えは!?

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正解

A・上高森遺跡

発掘に捏造事件があって削除された

Q8

最新第七版の、新設分野「サブカルチャー」の執筆者に、あるタレントの名前が明記されている。それは誰?

A・マキタスポーツ  B・サンキュータツオ  C・ロバート・キャンベル

答えは!?

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正解

B・サンキュータツオ

 

Q9

広辞苑「第七版」では、「やばい」という語に新しい語意が追加されました。それはどれ?

A・良いとも悪いともいえるあいまいな表現  B・のめり込みそうである  C・感情が揺さぶられる衝撃

答えは!?

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正解

B・のめり込みそうである

 

Q10

最後の問題。広辞苑の最後の語は、長い間「んとす」でしたが、第七版で変わりました。では、新しく最後の語となったのは?

A・んぼう  B・んべし  C・んりん

 

答えは!?

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正解

A・んぼう

【ん坊】[接尾](多くの動詞の連用形に付く)そういう性質・特色をもつ人や事物。「んぼ」とも。「暴れ-」「食いし-」「赤-」「さくら-」

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この記事を書いた人

放送作家 石原ヒサトシ

放送作家 「クイズ雑学王」、「ボキャブラ天国」等 バラエティを中心にイロイロやってきました。なんか面白いことないかなぁ~と思いながら日々過ごしています。野球、阪神、競馬、ももクロ、チヌ釣り、家電、クイズ・雑学、料理、酒、神社・仏閣、オカルトなことがスキです。

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