相変わらずの“ネコ人気”でございます。巣ごもり生活中、猫のかわいい動画や写真などでストレスや不安が癒されたという方も、すくなくないのでは…。
そこで今回は、ネコトモ、ネコ好きな人に贈りたいネコ絵本のご紹介でございます。
ネコ絵本といえば『100万回生きたねこ』を筆頭に、ほんとうにたくさんございますが、今回は大人が楽しめる最近話題のネコ絵本をご紹介させて頂きます。
まずはこちら。
「ながいながい ねこのおかあさん」(文:キューライス 絵:ヒグチ ユウコ
出版社:白泉社)
大人女子には最強コラボネコ絵本ではないかと。絵は、画家・絵本作家のヒグチユウコさまが担当。グッチやラデュレなどとのコラボレーションでも注目を集める人気アーティストさまでございます。ヒグチさまの描く猫は繊細で独特の世界観でございます。これまでも猫を題材にした作品をたくさん描かれております。
さらに、この絵本がゴイスーなのが、文を担当されている方でございます。
「ネコノヒー」「スキウサギ」「スキネズミ」など、数多くの人気キャラクターを世に送り出してきた今注目の漫画家、キューライスさまでございます。
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LINEマンガにて連載中の「悲熊」がNHK総合にてTVドラマ化(主演はジャニーズWESTの重岡大毅さま)された、あのキューライスさまでございます。
キューライスさまは、これまでに何冊も絵本を出されておりますが、今回はなんと!絵を描かないで文(テキスト)だけを担当。超贅沢な、超贅沢なコンビによるネコ絵本なのでございます。
この辺りの蘊蓄も交えながらプレゼントすると、喜ばれること間違いナッシングなネコ絵本でございます。
ストーリーは、ネタバレになるので見てのお楽しみでございます。タイトルから想像して頂ければと。寝る前に読むとほっこりすること、間違いナッシングでございます。
もう一冊がこちら。
「なまえのないねこ」(作:竹下文子 絵:町田尚子 出版社:小峰書店)
こちらは、ネコ絵本で有名な人気絵本作家おふたりによるコラボネコ絵本でございます。ネコ絵本ファンには、たまりまセブンなコンビの絵本でございます。
名前を持たないぼっちネコが、自分の名前を探しに…、そこで、ぼっちネコが見つけたモノとは…というお話でございます。少々哲学的で、大人が楽しめる絵本になっております。
2019年に出版、「MOE絵本屋さん大賞第1位」、「日本絵本賞」、「講談社絵本賞」など、数々の賞を受賞した絵本でございます。
(文:絵本トレンドライター N田N昌)