世界的人気のゲームアプリ『Call of Duty: Mobile』(Activision Publishing)で9月10日から同30日まで、日本のメカデザイナー・河森正治氏がデザインした特別スキンが登場。『Call of Duty』において社外デザイナーの起用は史上初となります。
公式サイト:https://www.callofduty.com/ja/mobile
河森氏は人気アニメの『マクロス』シリーズや『創聖のアクエリオン』などのメインクリエイターを務め、そのメカデザインにも深く携わった人物。今回、河森氏がデザインした特別スキン「アシュラ」は、『Call of Duty: Black Ops 3』のスペシャリストキャラクター「Reaper(リーパー)」の特別スキンとして、期間限定のドローから排出できます。
河森氏の描きだす世界観やメカデザインを『Call of Duty』に取り入れたいというActivision Publishingからのオファーにより、アニメチックかつ、近未来のミリタリーロボットというデザインコンセプトで作られました。
今回のデザイン発表に際して、河森氏は「私の考えるメカデザインとは、例えばそのメカがA地点からB地点により早い速度で移動するといった欲望やニーズがあった場合、それが飛行機なのか車なのか船なのか含めて、その欲望やニーズを叶えるための『形』を考えることだと思っています。『形』と言ってもカッコよさを考えるのは“スタイリング”で、『機能』を考えるのが“デザイン”です」とコメント。
続けて「飛行機や車、船、時に宇宙船であっても実際に乗車体験はできますが、巨大なロボットのように実在しないマシンを自分でインタラクティブに操縦できるのがゲームだと思っています。今回、ミリタリーな世界観を持つ『Call of Duty』のロボット兵器のメカデザインを考えるにあたっては、私の独自性、オリジナリティを念頭に“アニメテイスト”を取り入れ、より人間らしさを保ちつつ、けれど端々にメカらしさが残るようなバランスにしました。『Call of Duty』のためにデザインした特別スキンを使って、是非、熱く楽しいプレイを楽しんでください」と、同ゲームのユーザーたちに呼びかけています。
また、河森正治氏へのロングインタビュー動画がYouTubeにて公開されています。