より「おいしさ」を感じられるかも?食を通じて世界を考える「imperfect表参道」オープン

2019/07/02
桂伸也

例えば、皆さんが何気なく毎日飲まれているコーヒー。今ではスターバックス、タリーズ、ドトール、ベローチェなどのコーヒーショップ、さらにコンビニでのコーヒーや、ファーストフード店のドリンクで飲まれるものなど含めたら、途方もないほどのベンダーが存在しています。その一方で、そのコーヒーは原産地からどのように日本に届いてくるのか?実はなかなかその経緯を知る人はいません。


なぜこのような話を出したかというと、近年いわゆる社会課題として“貧困”“搾取”という問題が多く取り上げられていることからであります。特にコーヒーやチョコレートの原料となるカカオについてはその最たる例としてよく取り上げられるもの。

そういった傾向に対し現在「フェアトレード」という動きがあります。これは発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みのことをいいます。現在は様々な活動がありますが、例えば牛丼チェーンの「すき屋」のカウンター近くには、フェアトレードによる―コーヒーなんかが置かれたりしていますね。

このように、どこか一方に偏らず、生産者や消費者それぞれが良い形でつながれば、こんなに良いことはありません。そして商品(食品)の販売とともに社会課題を解決する方法を常に模索し、よりよい社会を目指しているのが、今日紹介するimperfect株式会社であります。7月4日には表参道ヒルズにそのブランドフラッグシップストア「imperfect表参道」がオープン。今回はメディアに向けオープン前に開催された事前内覧会から、この会社の目指すものなどを探っていきます。

■食を通じて「いいことをして世界と社会をよくしていく」ことに取り組む

まずimperfectとは、英語で“不完全”を意味し、会社としては「The world is imperfect, so do well by doing good.」(不完全なこの世界。だから、いいことをして世界と社会をよくしていこう。)というミッションを掲げています。敢えて世界を“不完全”と言い切るところにも興味深いところでありますが、どのように“よくしていこう”とするのか?imperfect株式会社としては「世界の食と農を取り巻く社会課題を、実業を通じて解決する」ことを企業理念として、様々な問題に取り組む姿勢としています。

imperfect株式会社としては、生活者(消費者)だけでなく、世界や社会にもWell(よい)食べ物や飲み物という意味を指す「ウェルフード&ドリンク」を提供。社会的・環境的価値の高い取り組みを通じて生産されたナッツ、スパイス、カカオ、コーヒーなどの素材を掛け合わせた、imperfectならではのおいしさが味わえます。

またimperfect株式会社は、これらの商品を扱うプロダクトブランド「imperfect」のほかに、生産者と生活者をつなぐサイクルを構築していくアクティビティブランド「Do Well by doing good.」(いいことをして世界と社会をよくしていこう)を有します。現在は生産工場の「環境」「教育」「平等」という三つの課題に対して“お客の投票”により対応課題を決定、その改善を進める取り組みが行われています。

投票は、お客が商品を購入した際に店より投票チップを受領、そのチップにより投票が行われ、最も票が多いプロジェクトに取り組むことが決定し、売上高の2%相当をプロジェクトに活用することになります。プロジェクトは生産地の農業事業会社などパートナーとともに現地で取り組みを実行し、適宜その記録映像がメディアで公開されます。そしてこうしたブランドの思想を、最も体現するブランドとして「imperfect」が運営されています。

■コーヒー好き、スイーツ好きも大満足なウェルフード&ドリンクが満載!

さて、このブランドフラッグシップストア「imperfect表参道」ですが、店舗はアーモンドミルクシェイク、ドリンク、コーヒー豆などのDrinkコーナー、Nutsコーナー、チョコレートボール、チョコレートパークなどを販売するChocolateコーナー、シュークリームやブラウニーのBake&Cakeコーナー、さらにIce creamコーナーという5つのコーナーを設置。

Drinkコーナーでは、ブラジルやグアテマラを筆頭に、世界中のコーヒー農家からバイヤーが吟味して選んだ生豆を焙煎。個性豊かなコーヒーがリーズナブルに楽しめます。その豆の質はやはりより良い関係で育て上げられたものだけに、バリスタの方からもお墨付き。コーヒーが大好きな方であれば、満足していただけること間違いなし!

また定番の板チョコにナッツやドライフルーツをたっぷりと散りばめたチョコレートバーク、風味豊かな様々な触感のナッツと、相性のいい素材を香ばしく掛け合わせたグレーズドナッツ、パリッとしたシュー皮に、素材のおいしさを閉じ込め、クリームとナッツフレークを掛け合わせたシュークリーム、素材のおいしさを存分に引き出したアイスクリームなど、見た目だけでも本当に楽しくなってくるようなフード&ドリンクばかり。まさにウェルフード&ドリンクの名にふさわしいもののオンパレード、スイーツ好きな方にもたまらないスポットであります。

そして店舗には「Do Well by doing good.」の投票が行えるコーナーも設置。現在取り組もうとされているプロジェクトが明確に示されており、かつどのプロジェクトに関心が集まっているか、投票状況が一目でわかるようになっており、見れば「世界と社会をよくしていく」という活動への関心がより深くなることでしょう。

単に買う、消費するというだけでなく、さらによりよい世界、社会を目指すという課題に対し関心を深め、そして自分も参加できるというのが、この「imperfect表参道」の大きなポイントでもあります。食べ物に対しての味わいもより深くなりそうな、このショップ。また違った観点でも食を楽しみたい、という方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?

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桂伸也
この記事を書いた人

桂伸也

フリーライター。元々音楽系からのスタートですが、現在は広く浅くという感じではありますが芸能全般、幅広く執筆を行っています。またエンタメ、芸能に限らずスポーツ、アミューズメント系と…何が得意なのかが不明な感じ。逆に困ったときに声を掛ければ、何らか答えが戻ってくるというか…ある意味“変な奴”(笑)

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