「味」か「機能」か「食べごたえ」か?ヨーグルト戦争はさらなるステージへ

2017/01/30
マガジンサミット編集部

ヨーグルトの快進撃がとまりません。 総務省の「1世帯当たりのヨーグルトへの年間支出金額の推移」によると、平成27年は12,135円と5年 前の平成22年に比べて1.4倍となっており、39歳以下の世帯では、支出金額が2000円以上の増加。健康意識の高い50歳代以上の世帯では 4,000円以上も増えています。

 

「家計調査通信第508号(平成28年6月15日発行)」より

 

ちなみに、最も伸び率が高いのは平成24年。これは、インフルエンザ予防に効果があるとされる(明治プロビオヨーグルトR-1)が発売され爆発的な人気になった年で、「機能性ヨーグルト」という具体的なヘルスクレーム(健康強調表示)をもったヨーグルトが躍進するきっかけになりました。

 

今やヨーグルトの「機能」は、内臓脂肪減、プリン体減、整腸作用、花粉症予防、インフルエンザ予防、癌予防など多岐にわたり、さらに最新の研究では腸内(腸内フローラ)の状態が精神にも影響するという研究結果もあります。もはや、なにを目的に商品を選ぶべきなのか、種類が多すぎて迷う人もいるのではないでしょうか。

 

“小腹を満たす”というコンセプト

このような「機能性ヨーグルト」が多く発売される一方で、機能よりも“味わい”や“食べごたえ”を訴求したヨーグルトが2017年のヨーグルト市場に一石を投じそうです。

 

江崎グリコによると、伸長傾向にある国内のヨーグルト市場のなかでも、高価格帯大容量(180円以上、330g以上)プレーンヨーグルト市場は、前年比131.1%(2015年度)と大きく伸長しており、その市場の中でも好調ブランドだった『おいしいカスピ海』をリニュアールし1月30日に発売します。

 

※『おいしいカスピ海』生乳たっぷりタイプ(左)脂肪ゼロタイプ(右)各400g

 

「生乳たっぷり」タイプは、乳成分を高めたミルクだけでなく生乳を63%使用。また、脂肪分を気にする人には「脂肪ゼロ」タイプと2種類を発売。どちらのタイプも新たに乳成分を高めたミルクを使用することで、今まで以上に“濃厚な味わい”と“ねっとりとした食感”を楽しめるように工夫されています。

 

※クレモリス乳酸菌CHCC2907株の特徴である“ねっとり食感”に、サーモフィラス菌をグリコ独自の方法で混ぜることで、クリーミーでまろやかな味に。

 

実際に試食してみると、かなりの食べ応えがあり、約100gの量でお腹がいっぱいに。個人差はあると思いますが、正直、一度にたくさん食べられないほどの“濃さ”。これならば小腹が空いた時や、置換えダイエットなどの強い味方になりそうです。

 

現在、発売されている“食べごたえのあるヨーグルト”といえば、水切りヨーグルトやギリシャヨーグルトなど、シロップやフレーバーが付属するデザート感覚の商品が多く、プレーンヨーグルトは少数派といえます。

 

なるほど、少量でもお腹が満足できるヘルシーなヨーグルトというコンセプトは、ヨーグルトに「機能性」をさほど求めないダイエッターや、若年層に受け入れられそうです。

 

例えば“小腹を満たすレシピ”として注目されているのが、ヨーグルトスムージー。各、健康系雑誌などでさまざまなレシピが紹介されており、なかでも、野菜を一緒に摂るとカロリーや糖質を抑えることができ繊維質も補えると人気です。

 

 

確かに、健康に良いからとヨーグルトを多量にたべれば、それなりのカロリーになります。いかにヘルシーに適量を食べるか?工夫のしどころのようです。

 

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