RIZAPグループが新型コロナウイルス拡大防止のため、全ての従業員と利用者に抗体検査を無償で実施

2020/05/27
マガジンサミット編集部

感染者の数が減少してきたことにより緊急事態宣言が解除されるなど、新型コロナウイルスの脅威は徐々に収まってきたかのように感じられます。しかし、ウイルス流行の第2波が予想されるなど、まだまだ気を緩められる状況とは言えません。

この様な状況が続く中、この度RIZAPグループ株式会社は、全てのRIZAPグループ社員、RIZAPブランドの全トレーナー及び、RIZAPを利用している全ての方に、新型コロナウイルスの抗体検査を全額負担し提供することを決定。検査はICD制度協議会認定感染症コントロール医、松山淳医師と、新宿メディカルクリニックの協力のもと行われます。

また、「これからの安全と安心のために今できる取組」として、感染症コントロール医師指導の元策定したRIZAP独自の安全安心基準「RIZAP STANDARD With コロナ」を設ける事となりました。

収集された検査データは提携先医療機関であるナチュラルハーモニークリニックに提供され、感染症コントロール医が結果を分析。無症状の感染者がどの程度いたのかを把握し、新型コロナウイルスの感染実態の把握と感染拡大防止に役立てられます。

抗体検査対象者

今回、抗体検査の対象となる方は以下の通り。

・RIZAPグループ 75 社に所属する全ての社員(5,346 名)
・RIZAP ブランドの全てのトレーナー(1,152 名)
(RIZAPボディメイク/WOMAN、RIZAP GOLF、RIZAP ENGLISH、RIZAP COOK、RIZAP KIDS)
・上記 RIZAP ブランドの利用者(新規入会の方にも、原則コロナ抗体検査を受けてもらい、順次準備が整い次第提供。)
※RIZAP トレーナーは、5 月末より準備が整い次第検査を実施。
※トレーナーの検査は感染拡大の状況に応じて定期的に実施。
※抗体検査対象者全員、医師の診断を受け指示に従い抗体検査を実施。

検査内容

今回実施される「コロナ抗体検査」は現在、症状の有無に関わらず誰でも受けられる唯一の検査。抗体検査は血液中の抗体の有無を調べることで、主に身体がウイルスと戦った証の有無を調べます。lgM 抗体は早期にできる抗体であるため、検査で発見された場合、 「現在発症期間である」という目安になります。

検査では2 種類の抗体を調査。
① lgM 抗体:新型コロナウイルスに感染した初期段階(7 日以内)で生成され、短期間で消失する抗体。
② lgG 抗体:新型コロナウイルスに感染したのち、lgM抗体に遅れて出現。次第に減りながら長期間血液中に存在する抗体。

2 つの検査の結果で以下の可能性が分かります。
・①「陽性」②「陰性」=新型コロナウイルスに感染した初期段階であると考えられる。感染の可能性あり 。

・①「陽性」②「陽性」=新型コロナウイルスに感染しており、現在感染活動期であると考えられる。lgG 抗体を産生している可能性あり 。

・①「陰性」②「陽性」=過去に新型コロナウイルスに感染済みであると考えられ感染後に lgG 抗体が産生された可能性あり 。

・①②ともに「陰性」=過去に新型コロナウイルスは感染しておらず、現在も感染していないと考えられる。(※ただし、潜伏期間の可能性もある)

新型コロナウイルスの第2波の流行が懸念される今、気を抜かずにウイルスに対しての警戒を続け、最悪の事態が起こらないようしっかりとケアをしていきましょう。

この記事が気に入ったらいいね!しよう

マガジンサミット編集部
この記事を書いた人

マガジンサミット編集部

編集部のTwitterアカウントはこちら 【マガサミ編集部Twitter】 編集部のYoutubeアカウントはこちら 【マガサミYoutube】

マガジンサミット編集部が書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop