川村元気のカンヌ参加短篇映画が初公開!佐藤雅彦とのコラボ作「どちらを / Duality」

2019/04/02
N田 N昌

昨年、是枝裕和監督の映画「万引き家族」がカンヌの最高賞パルムドールを受賞し、盛り上がっておりましたが、実は、その時に、同じレッドカーペットを歩いていた日本人チームがいたのをご存知でございましょうか…

そのメンバーというのが、短編コンペティション部門に出品されたタイトルがゴイスーに長い短篇映画「どちらを選んだのかはわからないが、どちらかを選んだことははっきりしている」のメンバーでございます。そのメンバーには、共同監督である映画プロデューサーの川村元気さま、東京芸大教授の佐藤雅彦さま、女優の黒木華さま、…超豪華メンバーなのでございます。

ちなみに、川村元気さまは、ご存知のとおり、映画「電車男」、「モテキ」、「告白」、「怒り」、「君の名は。」などヒット連発のプロデューサーでございます。先日、アカデミー賞でも話題になっておりました「未来のミライ」でもプロデューサーをされております。

佐藤雅彦さまは、「バザールでござーる」など、数々の有名CMを輩出したCMプランナーで、その後、「ピタゴラスイッチ」、「2355/0655」、「考えるカラス」などの教育番組、ゲームソフト「I.Q」など、幅広い分野でご活躍。現在、東京藝術大学大学院映像研究科教授でございます。クリエイティブ系のお仕事に就かれている方なら絶対ご存知な重鎮でございます。

こちらの短篇映画、佐藤さまの著書「新しい分かり方」の中に収録されております同名の企画が原案でございます。川村さまは、佐藤さまとの対談をきっかけに参加が決定。さらに、役者として、黒木華さま、柳楽優弥さまも参戦されております。

佐藤雅彦ファンの方ならお馴染みかと存じますが、こちらの映画、かなり理論的で実験的な作品でございます。玄人好みでございます。

「おや?」「何コレ?」と思わせておきながら、最後に「なるほど」「やられた」と思わせ作品でございます。クリエイティブ系のお仕事に就かれている方には、刺さること間違いナッシングな作品かと…。

上映時間は約14分。登場人物は、いくつかの選択を迫られますが、どちらを選択したかは描かれないまま物語は進行するとか、しないとか。とにかく実験的なのでございます。数学の概念がもとになっているそうでございます。マニアにはこの春一番のたまりまセブンな映画でございます。

その短編映画が劇場初公開でございます。時は4月6日土曜日から。場所は渋谷ユーロスペースでございます。「佐藤雅彦研究室カンヌ短編映画プロジェクト」の3作品の1本として上映されるのでございます。

ちなみに、他の2本も、佐藤さまと佐藤雅彦研究室卒業生からなる映画研究プロジェクト「c-project」が制作の短編映画でございます。ちなみに、「どちらを / Duality」(「どちらを選んだのかはわからないが、どちらかを選んだことははっきりしている」)の脚本・監督は、佐藤様彦・川村元気・c-projectの5人の共同監督作品でございます。

佐藤雅彦ファン、川村元気ファンには、たまらない短篇映画でございます。

是非、ファンの方はお見逃しなきよう…

ちなみに、佐藤雅彦さまも川村元気さまも絵本を手掛けておられます。その絵本のご紹介はまたの機会に…。

(文:絵本トレンドライター N田N昌)

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N田 N昌
この記事を書いた人

N田 N昌

放送作家・ナンセンス絵本マニア 「有田とマツコと男と女」「レゴニンジャゴー(アニメ)」 「天才テレビくんMAX」「小島慶子のオールナイトニッポンGOLD」 など、テレビ・ラジオ番組の構成脚本を担当。

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