ストリートカルチャーの祭典【Street Games】が大盛況!

2016/07/25
放送作家 小嶋勝美

7月23日、渋谷・みやした公園において、スケートボード・BMX・ダブルダッチ・ヒューマンビートボックス・B BOY(ブレイクダンス)の複合イベントStreet Gamesが行われ、会場は大盛り上がりを見せた。

 

様々なジャンルのプレイヤーが集結

※スケートボード・白井 空良

 

Street Gamesが行われたこの日、みやした公園では普段あまり見られない光景を目にする事になった。それはスケートボーダー・BMX・ダブルダッチ・ヒューマンビートボックス・B BOYからなる大勢のファンがみやした公園に押し寄せたからだ。

 

今年で二回目となる今イベントは、各ジャンルの予選を勝ち抜いたメンバーでシャッフルし51チームで、その日1日限りのチームが誕生しポイントを競い合う団体戦競技。優勝賞金15万円をめぐって熱い戦いが繰り広げられた。(賞金総額は30万円)

※B BOY


※BMX


※ダブルダッチ


※ヒューマンビートボックス

 

賞金15万円を手にしたチームは

 

今大会、見事予選を勝ち抜き優勝を果たしたのはCチームのメンバー。

Shigekix(B BOYKAI(ダブルダッチ)Ettoman(ヒューマンビートボックス)池田貴広(BMX)堀米雄斗(スケートボード)らチームが優勝賞金15万円と各種副賞をゲットした。

 

各ジャンルの総合的な評価によって勝者が決まるこの大会では一つのジャンルが飛び抜けていても勝てない為、総合的なチーム力が試される。

その為、普段は交流のないカテゴリーのバトルでもチームメイトからは熱い声援が送られていたのが印象的だった。

 

他ジャンルに触れる事で起こる化学反応

このような大会が無ければ、例えば普段スケートボーダーがヒューマンビートボクサーと触れ合う機会は無いだろう。今イベントで、ストリートカルチャーといえば普段スケートボードにしか関わらない筆者は会場のヒューマンビートボクサーやB BOYのバトルを生で見てあっという間に魅了されてしまった。

 

「百聞は一見にしかず」というが、「百TV視聴は一ライブにしかず」

 

各カテゴリーに審査員は付いているが、実際にどっちがすごいパフォーマンスかは素人でも見ていてわかる場合もあり、やはりすごい技を決めた時のオーディエンスの盛り上がりは負けている方には圧倒的にプレッシャーとなる。

こういったものはやはり生で見てみないと肌で感じることが出来ない。

 

相手を知る事で、その競技への理解が深まりリスペクト出来る存在になる。今回のようなイベントで、他ジャンルの人たちと触れ合う事で新しい化学反応が起こるかもしれない。

 

そうして出来た輪は人生において大事な縁(円)につながっていくだろう。

 

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放送作家 小嶋勝美
この記事を書いた人

放送作家 小嶋勝美

お笑い芸人として活動後、放送作家に転身。 スポーツ番組やバラエティ番組などに携わる傍ら、20年以上続けている大好きなスケートボードのライターとしても活動。 コンテスト記事の他、スケボーの情報や面白い発見を伝えていくと共に、スケートボードが持つ素晴らしさを多くの人に広めていきたいと思っています

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