【2016年上半期お騒がせ有名人】オープンな謝罪で終わらせた人、古い対応で消えた人

2016/07/07
放送作家 石原ヒサトシ

2016年上半期、週刊誌のスクープをきっかけに有名人のダークな部分が世間を賑わせました。振り返ると、マスコミ対応の仕方でこうも世間の反応が違うのか? という“あと腐れ”具合の違いに気付かされます。

 

対応がヘタで消えた人

週刊プレイボーイ/週プレ2016-01-18 発売号
Fujisan.co.jpより

ベッキー(不倫)

宮崎謙介・元衆議院議員(不倫)

ショーン・K(経歴詐称)

舛添要一・元東京都知事(政治資金流用)

 

今年最初のビッグスキャンダルはベッキーさん。

芸能記者からの質問に応じず確信に迫る内容に触れなかったり、ウソがばれたりで、やることが裏目裏目で深みにどっぷりハマり、マスコミとの長期戦に及んでついにメディアから姿を消してしまいました。

 

舛添元知事も、会見を何度も開いた結果ボロが出まくり、しかも都民を見下すような発言を連発、最後は命乞い…って感じで辞めるはめに。自分がした買物が公務の物と私的な物の区別がつかないなんて在り得ないでしょ。そんな分別はテレビ番組の新米ADだってできますよ(笑)

 

舛添元知事も即座に非を認めて誠意ある対処を施していれば知事職を続けられたかもわからないのに、結果、新しい知事選で50億程の費用を使うんです。税金ですよこれも。この人には色んな点で呆れました。

 

このように、本人から騒動についての納得いく返答をもらえないと、マスコミは二の矢三の矢を放って更に追い込んできます。結果、耐えられず姿を消すことに。マスコミ対応がまずかった人は、地位も仕事も失って制裁を加えられた感じです。

 

対応がうまかった人

SPA!2016-06-14 発売号
Fujisan.co.jpより

石井竜也・元米米CLUB(不倫)

乙武洋匡(不倫)

ファンキー加藤(不倫)

三遊亭円楽(不倫)

 

逆に対応が上手だったのは、ファンキー加藤さん。

芸人・柴田英嗣さんの元妻が不倫相手で、お腹に子どもまでいるというドロドロしたスキャンダルでした。よく考えると結構中身が濃い大スクープです。ワイドショーが1週間以上このネタで持ちそうな匂いがプンプンしました。

ところが加藤さんはあっさりと全てオープンに認め謝罪しました。芸能デスクは拍子抜けしたかもしれません。

加藤さんが会見も受けずマスコミから逃げたりしたら、ボコボコに叩かれたと思いますが、あれだけ明かされたらもうツッコミようがない感じ。騒ぎは一気に鎮火しました。

 

乙武さんは、スキャンダル発覚後、週刊誌にまだまだネタを隠し持たれていると考えたのでしょう。関連した新ネタを自虐的にリークして謝罪しました。これも全てオープンにしたわけです。それ以来、メディアに姿を見せていませんがさほど叩かれることもありません。

 

報道され即座にオープンに真相を話し謝罪した場合、なぜかその後、報道熱が一気に冷めました。言うなればこの「オープン謝罪」は、マスコミへの対応に有効的だったように思います。

 

マスコミ対応も進化する

FLASH(フラッシュ)2014-10-28 発売号
Fujisan.co.jpより

よ~く思い返すと、有名人のスキャンダルが報じられた場合、当事者はイヤイヤ会見に応じて、はぐらかしたり濁したり無視したり、

あるいは“認めるけど詳しいことまでは勘弁してよ”って感じが多かったですよね。ワイドショーも毎日同じネタで引っ張っていたので尽きない感じでした。

 

例えば2013年に矢口真里さんが不倫騒動を起こした際、謝罪はしたものの真相は明かしませんでした(言い辛いのも無理ないですけど)。しかし、不倫された側の中村昌也さんがバラエティ番組などで顛末を話し内容が徐々に明らかに。

矢口さんと親しい芸人さんは「笑いに変えながら話せばよかった…」などとよく話していました。

つまり、早い段階でそこそこ教えてくれないと、ず~っと追い回されて、隠れて逃げて、それで更に新しいネタまで出されるケースだってあるわけです。これは苦痛です。

 

そう考えると、ファンキー加藤さんらが起こした「オープン謝罪」は今年からトレンド(?!)として確立されたかもしれません。

 

「オープン謝罪」が得策と考えられる要因のひとつは、特に今はSNSが絡むからではないでしょうか。

昔はテレビ、スポーツ紙、週刊誌だけで報じていたツールが、今やSNSで多方面から強烈、辛辣な罵詈雑言が速攻攻撃を仕掛けてきます。外を歩けば目撃情報が一気に出回りますしプライベートはないも同然。精神的に参ります。

だから、早めにオープンにして精神的に開放されたいという気持ちもわかります。

 

ただし、全てオープンにして話すというのは大変な覚悟です。色んな人に迷惑をかけますし、しかも当事者、関係者には真相を説明しなければならないでしょうし。身を削る思いとはこの事、誰も良い思いはしないんですから。

 

今年は大きな芸能ニュースが連続して報道されているので、今後もビッグネームのスクープがあるかわかりません。トレンドになりつつある「オープン謝罪」で、今度は誰がどう対応するか!? 

 

ちょっと見てみたい気もするというのは不謹慎ですよね。

 

 

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この記事を書いた人

放送作家 石原ヒサトシ

放送作家 「クイズ雑学王」、「ボキャブラ天国」等 バラエティを中心にイロイロやってきました。なんか面白いことないかなぁ~と思いながら日々過ごしています。野球、阪神、競馬、ももクロ、チヌ釣り、家電、クイズ・雑学、料理、酒、神社・仏閣、オカルトなことがスキです。

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