2016年4月3日、全世界同日リリースしたばかりの2ndアルバム【METAL RESISTANCE】を引っ提げ、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、マドンナなど、多くの世界的ミュージシャンがライブを行ってきた由緒あるステージ【英ウェンブリーアリーナ】で日本人初のワンマンライブを成功させたBABYMETAL!
「メンバー」
YUIMETAL
(左:ユイメタル/水野由結(16)スクリーム・ダンス)
SU-METAL
(中:スゥメタル/中元すず香(18)メインヴォーカル・ダンス)
MOAMETAL
(右:モアメタル/菊地最愛(16)スクリーム・ダンス)
さらに、英国の週間ヒットチャートでアルバム部門15位という日本人最高位を記録し、全米チャートでも39位とトップ40位に入り、坂本九さん以来の快挙を達成しました。
4月に入ってから、邦楽動画再生回数ランキングのTOP10には『KARATE』『ギミチョコ』『THE ONE』『メギツネ』『Road to RESISTANCE』の5曲がランクインするほど注目度はジャンプアップ!
キテる、キテるよBABYMETAL!
そんな今「BABYMETALって何なの?!」と思っている人もいるでしょう。そこで簡単に軌跡を振り返ります。知らなかったのも無理も無いです、だって展開が異例ですから。
2010年結成 アイドルがヘヴィメタ!
1980年代、ヘヴィメタブームがありました。ラウドネス、アースシェイカー、44マグナム、浜田麻里…と聞いて「懐かしい~」と思った人はソコソコの年齢のはず(笑)。あれから約30年、あのヘヴィメタサウンドが、”アイドルが歌う”というカタチで巷に流れるようになるとは誰が思ったでしょうか(笑)。
私が3年程前、予備知識なく、ステージに立つBABYMETALを初めて映像で見た時“このおこちゃまたち何やんの?ヘヴィメタでしょ?どういうコト?”
と思いました。しかしその不可思議な思考回路が一瞬でぶっ飛びます。
流れてきたのは、間髪入れないドラムとキュンキュンのギターという懐かしのヘヴィメタサウンド、そこにSU-METALの透き通るようなボイスが乗っかります。これが最初の衝撃。とにかく歌唱力がハンパないのです。
その歌声に合わせたYUIMETALとMOAMETALの、時に可愛く時にパワフルなダンスがマッチング。「確かにヘヴィメタといえばヘヴィメタだ。アイドルだけどヘヴィメタだ!」
『こんなやり方があったか!』更に強い衝撃が胸元をえぐりました。