追いつめた文春!ベッキー休業発表。後から群がる関係者エピソードの信憑性は?

2016/02/05
放送作家 石原ヒサトシ

ついにベッキーさんの事務所が『休業』を正式発表しました。

ベッキーさんと川谷絵音さんの不倫騒動が世間を騒がせて、約一ヶ月。ベッキーさんは契約していたCMが打ち切り、レギュラー降板など散々。

 

番組を制作する側としては、ベッキーさんに番組を降板されるのは、もちろん困ります。“穴があく”だけでなく、約10本ものレギュラーを持てたベッキーさんは、とても優秀なタレントさんに間違いないからです。

 

ベッキーさんといえば“イイ人”というイメージで通っていたタレントです。

ところが去年、あるアンケート結果で好感度のランキングが下がったのをきっかけに少しずつバッシングネタが出回るようになりました。

 

ある番組の企画で酒に酔って本音や毒を少し吐いた映像に対し、Twitterなどで

“裏がありそうだ”

“普段は“いい人”キャラを演じているだけ”

“計算高い女”

などと言われるように。イメージとは違う一面を見せたことが少し裏目に出たのかもしれません。ただそれも受け取り方次第で、リアルなベッキーが垣間見えたという声もあり喜ばれてもいました。

 

そこへ今回の騒動を巻き起こし一気に悪者に。

こんなふうにお騒がせした芸能人に対し“せーの”で始まるのがバッシングです。

 

いろいろ集めてみました。結構目にするネタをいくつか挙げると…

 

【ベッキー悪態ネタ】

 

◆「本番では盛り下がるコメントがいっぱい」「偽善的なコメントに飽き飽きする」(番組スタッフ)

◆「水を渡したら常温じゃなく、冷たかったようで怒られた」(元番組女性AD)

◆「誰と誰が付き合っているとか芸能の恋愛関係に詳しい。芸能ポリスとも呼ばれている」(ある放送作家)

◆「にじいろジーンで、後輩の佐藤唯に対し『あなたが出られるのは私のおかげなんだから感謝してよね』と言った」(番組スタッフ)

◆「ハーフタレントとかぶるので共演するのが嫌。特にSHELLYはNG」(番組関係者)

◆「マツコ・デラックスは、ベッキーは嫌いじゃないけど相容れないと発言」(関係者)

などなど

 

沢山並べられると“ベッキーって性格悪いな”と思われるでしょう。

けど、これって本当のエピソードなのでしょうか?

 

ベッキーさんの件を例にしていますが、ここであえて言わせていただきます。

様々な記事で目にする、“BADな関係者のコメント”はまず疑って下さい。

大体は出処が不明だしかなり盛っています。

 

というのも常識的に考えて親しい関係者がタレントを売るとは考えにくいからです。

 

あなただったら言えますか?

タレントに限らず誰だって人を不快にさせる言動の1つや2つは起こしてしまうでしょう。完璧な人間なんていません。

 

些細な出来事を大げさに言ったり、冗談を悪く解釈したり、言葉の揚げ足を取ったり、バッシングのネタなんて簡単にできちゃうわけです。ましてや憶測ででも書いてしまえば真実のようなるわけですから困ります。(真実もあり得るので完全否定はしませんが)

 

ハッキリ言えるのは、タレントの悪口を部外者などに漏らすような人間は、

そのタレントのことをよく知らない人が殆ど。リアルな関係者じゃないから小耳に挟んだようなことでも喋るわけです。

 

考えてもみて下さい、あなたが一緒に仕事をしている関係者だとして、タレントをおとしめるネタを漏らせば誰が言ったか特定される怖さはありませんか? 

「コレ、あの人が言ったんだ」と疑われると仕事がしにくくなりますよね?

そんなリスクを伴うことしますか?

 

だから、関係者というのはよっぽど妬んでもいない限り記者に対して暴露するなんて、まず考えにくい。タレントに関するバッシングエピソードは話半分以下に受け止めるくらいがいいと思います。

 

擁護するわけではないですけど…

さて、ベッキーさんの一件に戻って少し話します。

私が知る限りベッキーさんを悪く言う人間に会ったことがありません。やはり良い人だからです。

 

例えば、

◇トーク番組などで事前に渡されるアンケート用紙には必ずびっしり書いて回答してきます。なかなかそんなタレントはいません。

◇共演者への差し入れはよくあることですがスタッフの分まで用意するそうです。

◇毎朝、いつもお世話になっている人や、食べ物などにも感謝して「ありがとう」をつぶやく自分の中での儀式をしているそうです。

 

裏を返せば、好感が持てるエピソードも本当か疑われるかもしれません。

持ち上げ過ぎもありそうですが良いエピソードのほうが信憑性はあります。

 

ちなみに、先にいくつか挙げたバッシングネタはネット上で拾ったものですが、騒動以前に書かれたネタと最近書かれたネタと、かぶりまくっていて新しいネタがほぼありません。みんな引用して書いているんです。つまりベッキーさんの悪態エピソードはあまり伝えられないのだと思います。

 

 

必ず戻ってきて欲しい

今回の不倫騒動でベッキーさんの世間の好感度は地に落ちました。それでも彼女を多くの人が擁護する声が多いのも事実です。

何より本当に嫌われていたらレギュラー番組10本以上抱えていません。

 

SNSなどで、ベッキーさんをボロクソに言う人がいます。収録済みだったテレビ番組を放送中にクレームが1000件以上入ったそうです。

その人達を「不快」にしたかもしれませんが、それは感情論であって「迷惑」を被った人はほぼいないでしょう。それくらいにしてあげて欲しいと思います。

というのも不倫は道徳に反してはいますが法を犯したわけではありません。本来は当事者同士で問題を解決させればいいのですから。

 

それでも世間体が許さないので一時休業という形で社会的制裁を受けるわけです。

つぐないが終わったら、機を見て必ずメディアに戻ってきて欲しい。そう願うのは私一人だけではないはずです。

 

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週刊文春 2016年1/7号
文藝春秋

 

 

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放送作家 石原ヒサトシ
この記事を書いた人

放送作家 石原ヒサトシ

放送作家 「クイズ雑学王」、「ボキャブラ天国」等 バラエティを中心にイロイロやってきました。なんか面白いことないかなぁ~と思いながら日々過ごしています。野球、阪神、競馬、ももクロ、チヌ釣り、家電、クイズ・雑学、料理、酒、神社・仏閣、オカルトなことがスキです。

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