ファーストパートナーズが金融WEBメディア「FPメディア」を開設。専門家による資産運用、M&A、不動産、相続など多岐にわたる金融情報を提供

2025/02/03
マガジンサミット編集部

IFA(金融商品仲介業者)として事業を行っている株式会社ファーストパートナーズ及びファーストパートナーズ・グループは、1月30日(木)に同社東京本社にて、プレス発表会を開催。資産運用、M&A、不動産、相続など多岐にわたる金融情報を提供する新たな金融WEBメディア「FPメディア」のローンチについて説明が行われた。

また、同社リサーチ部門の紹介及び松波俊哉氏(外部相談役)、志村暢彦氏(チーフ・ストラテジスト)によるメディア向け特別セミナーの実施、初の海外拠点としてシンガポールに設立した First Partners APACについての説明も行われた。

同社は、2016年10月からIFA(金融商品仲介業者)として事業を行っており、知識・経験豊富な金融のスペシャリストが多数在籍。2021年6月には株式会社ファーストパートナーズ・キャピタルを設立し、企業買収・合併や事業譲渡、資金調達等に加えて、不動産コンサルティング業務など様々なノウハウを集約している。

2023年7月にはシンガポールを拠点とした First Partners APAC Pte. Ltd.を設立。M&Aを通じてシンガポールを中心とした東南アジアおよびその周辺地域への日本企業の進出を積極的にサポートし、金融立国であるシンガポールの金融市場の情報提供・サービス提供を行っていく。

同社による新たな金融WEBメディア「FPメディア」は1月30日(木)に開設された。ユーザーが信頼性の高い専門家による最新の金融情報を入手でき、 資産運用において判断材料のひとつとすることができる、質の高いコンテンツが提供されるメディアとなっている。

また会員登録(無料)をすることで、ファーストパートナーズ・グループのネットワークを活用して、同じ志を持つ投資家や専門家との交流の機会、新たな投資機会など、コミュニティ参加によるネットワーク拡大に役立つ情報を得られる。

同社は新たにWEBメディアを開設した目的として、「正確な情報提供」「金融リテラシーの向上」「コミュニティの形成」の3つを挙げている。「正確な情報提供」とは、資産形成や資産運用に関する信頼性の高い情報を提供し、ユーザーが適切な意思決定を行えるようサポートすることを指す。

次に、「金融リテラシーの向上」は、質の高いコンテンツを通じて、富裕層の金融知識を進化させ、日本全体の金融・投資教育の向上に貢献する、としている。さらに、「コミュニティの形成」のために同じ志を持つ投資家や専門家が交流し、知識を共有できるプラットフォームを提供する。

コンテンツの内容に関しては、他社との差別化を図るため、ファーストパートナーズ・グループの強みを活かしたコンテンツを提供する、と掲げている。「業界プロフェッショナルによる市場トレンドコンテンツ」「現役で活躍しているファーストパートナーズのIFA監修コンテンツ」「証券・資産運用だけでなく、M&A・不動産・保険・スポーツ等の幅広いコンテンツ」など、「FPメディア」ならではのコンテンツが期待できる。

初の海外拠点として2023年7月にシンガポールに設立されたFirst Partners APACについては、同社 取締役 福井裕行氏から説明があった。シンガポールに拠点を設けた理由について、福井氏は「最近の動向として国内需要のみでは事業拡大が難しい、あるいは海外に既存の生産拠点を持っているが、コスト高になったため採算が取れなくなりつつある、などの理由からクロスボーダーM&A(海外企業とのM&A)に新たな可能性を求める事業者が増加しつつあると感じています。こうした動きを捉えるため」と話した。

シンガポールに拠点を置くメリットや特徴については、現地で日本人スタッフが情報収集を行う、現地スタッフのネットワークを使い売り手企業に独自にアプローチ、シンガポールの地理的利点を活かして周辺国もカバーが可能、ファンド会社にM&A情報が集まりやすい、といった点を挙げた。

この記事が気に入ったらいいね!しよう

マガジンサミット編集部
この記事を書いた人

マガジンサミット編集部

編集部のTwitterアカウントはこちら 【マガサミ編集部Twitter】 編集部のYoutubeアカウントはこちら 【マガサミYoutube】

マガジンサミット編集部が書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop