現在なかなか先の見えない社会状況や新たなワークスタイルに順応していかなければならない環境の変化もあり、働く女性にとってストレスが溜まりがちになっている現代。
できるだけストレスを貯めずに仕事も私生活も充実させたいけれど、どうしたらいいか分からない…と悩んでいる女性は少なくないでしょう。
今回は、全社員女性のみが活躍していると話題の企業「Mahalo」に注目。「Mahalo」は、ヘアサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロン、エステサロン、ヘアケアブランドなどのプロダクト事業などや、その他コンテンツを常に世の中の女性に発信している、今注目の会社です。
女性が直面する社会、ライフスタイル、価値観に対応したサービスに取り組み、お客さんやビジネスパートナーはもちろん、働くスタッフにも「美と強さと自信」につながるエッセンスを提供されています。
そんなMahaloのトップの立場から、働く女性を応援し続けている、代表の松井裕香さんにインタビューをさせてもらい、仕事でストレスを溜めないコツや自信を持つために大切なことなど、女性が仕事をしていく上で絶対に押さえておきたいポイントを教えていただきました。
松井さんに「ストレスを溜めないコツ」についてズバリお聞きしてみました。
(松井)ストレスを溜めないようにするコツで、私が最も大切だと思っている事は、1つの物事(起きてしまった事)に対して、どのような考え方(解釈)をするのかが、本当に重要なのではないか、ゆうことです。何でも物事を頭からマイナスに捉えないことがとても大切です。もちろん人なので、嫌な事は最初はマイナスに思えてしまいます。
でも、そのあと立ち止まって考え直せる脳をこちらで作ってしまえばいいんですよ。
例えば、「上司に頼まれて徹夜までして作った資料を、やっぱ必要ないと言われた。ショックありえない → (変換)たしかにショックだけど、いい経験が出来たし今後リメイクして何かに使おう!!」とゆうように、変換する努力をします。
何故「努力」かとゆうと、最初はこれらは、意識しないと難しいからです。
ですが、意識をし続けていくと変換する脳みそは習慣で作ることが出来ますよ。
(編集部)ありがとうございます!!
でも、考えれば考えるほどクヨクヨしてしまったり、物事をネガティブに捉えてしまう性格の女性は少なくありません。
どうしてもそうなってしまう場合は、どうしたらいいんでしょう?
(松井)「その場合、まずは悩みがストレスとして溜まっていってしまう前に、上司や信頼できる人に相談するようにぜひ、心掛けてほしいですね。
自分だけの考えだけではなく客観的な意見を聴く事はとても大切な事です。
一度冷静になり、物事を違った視点で見れるように、相談してみる。
決して、悲観的にならずに、そういった相談ができる環境を普段から持つことも大事だと思います。
内に秘めて、溜め続ける事をしちゃう子はたくさんいるんです。でも、それで自分だけの今までの価値観でしか考えられなくなってしまって逆にストレスが溜まってしまう。
一時の感情に流されて、そこに引きづられてしまったりきちんとした物事の判断が出来なくなってしまう。これは、出来たら避けてほしいなと感じます。」
「そして、やはり普通の答えに聞こえますが、一番大事なのは規則正しい生活!!
生活が不規則になると自律神経が乱れます。睡眠や栄養が不足すると、結果的に気分のムラやホルモンバランスの乱れから、落ち込みを招きます。
質の良い睡眠をとるために夜は心を落ち着けて静かに過ごすこと。本を読んでアップデートするのもいいと思います。私はちなみに寝る前の1時間は質の高い睡眠の為に、液晶画面を見ないように心掛けていますよ。」
(編集部)なるほど。逆に「やってはいけないこと」ってあるのでしょうか??
「やってはいけないというより、常にマイナスなことしか考えないような習慣なっては、せっかくの毎日がもったいないですよね!
悲観的になるとどうしても、自己肯定感が低くなって、どんどん自分なんて、、、、って思ってしまい自分から行動を起こせなくなってしまいます。
そして、そのうちに視点が周りに向くようになり、自分と周りを比較して凹んだり、自信を持てなくなってしまいがちです。
みんなそれぞれに必ず良いところがあるのに、そこにフォーカス出来てないのは、あまりにももったいないと感じます。
でも様々な情報が錯乱してしまっている昨今難しい事もありますよね。
私は、うちの社員にはSNSやTVを見て自己嫌悪に陥ったり、自分と周りを比較して嫌な気持ちになるならそれは時間の無駄だからしばらくSNSやTVから離れるようにと伝えていますよ。」
(編集部)なるほど、たしかにそういう女性は多いかもしれませんね。
自信や自己肯定感を持てないという女性は多いと思うんです。どうすれば自信を持てるようになるんでしょう。
(松井)「最初に言っておきたいのは、自信がないのは、決して悪い事ではないです!
私は自信がない女性はこれからの可能性を大いに秘めていると思っています。」
自信を持つためには、小さな『できた!』をつくって達成感を積み重ねることが一番の近道だと思ってます。どんな小さな目標でもいいから、クリアしたら、自分で自分を褒めてあげる!!よく頑張ったね!私!!やるじゃん!って。自分を認めてあげるんです。
それの繰り返しで、少しずつまずは自分自身を承認できるようになります。
そして私がよく自信が無くなったり、悩んだ時にやるのが、その時の自分の考え方を、周りにいる『プラス思考の人』に置き換えてみる。あの人だったらどう考えるのか…と頭をめぐらせてみると少しヒントが出てきたりします。これは誰でも出来るので、簡単だしおススメですよ!
(編集部)自信や自己肯定感を持てたら、仕事や私生活にどんな影響があるのでしょうか。
(松井)少しのことでクヨクヨしなくなります。
そして、1つの事に自信がつくと、どんどん自分のセールスポイントが見えてくるようになります。
まさに、武器や長所ですね。
そこを褒められると自信につながりますし、他人の良いところも見えるようになって褒め上手にもなります。そして気付いたらすごくいい循環が生まれます。これは、働く女性が仕事をしていく上でとても大事なポイントだと私は、思います!!こんな時代だからこそ、出来るだけストレスコントロールして快適に過ごせるように工夫していきたいですよね!」
(編集部)ストレスを溜めない方法や自信の持ち方といった難しい問題に対しても、気持ちいいほどズバリと答えてくれる松井さん。働く女性たちを応援し、自身も注目の女性経営者として輝き続けている松井さんの言葉は、私たちにとって素敵なアドバイスとなりそうです。