キリンビバレッジは今春「キリン ファイア アロマブリュー ブラック」「キリン ファイア アロマブリュー ラテ」を発売。このたび新商品発表会が行われました。
これら2商品は発売から25年となる「キリン ファイア」シリーズの新商品。
直火焙煎にこだわり“コーヒーは火でおいしくなる”ことを目指し、これまでも幾度かリニューアルを続け、今回5年ぶりにリニューアル。新たなラインナップの発売となりました。
■リニューアルでこだわったのは「淹れたてのような香り高さ」
マーケティング部 ブランド担当の諸橋桜子氏の説明によると、商品企画においては、近年の消費者は飲料を選ぶ時も「自分にご褒美を」という報酬感ニーズが高まっている点や、近年のコーヒー市場では「コーヒーにおいては、手淹れコーヒーとペットボトルや缶などの市販コーヒーの併買が多く、味や香りを期待している」という点に注目。
ペットボトルコーヒーでもごほうび気分を味わってもらいたいという思いから、ふたを開けた瞬間に淹れたてのような香りが広がるおいしさが凝縮されたコーヒーとして新商品「キリン ファイア アロマブリュー」シリーズを開発したそう。
また香り立ちのヒミツは、新技術「アロマブリュー製法」を採用。商品開発研究所 飲料開発担当の後藤沙織氏によれば、ペットボトル商品を製造するにあたって必要となる殺菌工程において熱の加え方を工夫することで、淹れたてのような香り高さが引き出せた、とのことです。
(YouTube:https://youtu.be/PRTafGLZwS0)
またTVCMは引き続き俳優の長谷川博己さんが登場。長谷川さんが「キリン ファイア アロマブリュー ブラック」を手に持ち、目を瞑りながら芳醇な香りを楽しんだあと、一口飲み「こんなにも香り高いなんて…」と驚き思わず笑みをこぼすというもの。
CMの最後にはナレーションとテロップで「ゆっくりと、ふたを開けてみてください。」と視聴者へ向けて、挑戦的かつ自信を持つことが伺えるメッセージが流れてきます。
■事前の飲用調査では驚きの価値評価が!
今回発売に先駆けて行われたアロマブリューのブラインド調査では、日常的にコーヒーを飲む=コーヒー愛好者109名から、ブラック・ラテともになんと1杯550円以上の価値があるという評価が得られたとのこと。
愛好家たちのコメントを見てみても…
ブラックのほうは
ペットボトルのコーヒーとは思えないくらい香りが高くておいしく、カフェで飲むような淹れたてのコーヒーのような感じがしました。(40代女性)
芳醇な香りがとても印象に残り、ペットボトルのコーヒーでこんなにも豊かな気持ちになれることに驚いた(50代男性)
ラテのほうは
ミルクの後味に雑味が無く、ペットボトルのラテの中で一番おいしいと思った。(20代女性)
ちょうどいい甘さで自分へのご褒美として買いたいと思った。また甘さがだるくなく、最後まで飲めると思う。(20代女性)
と、どちらの商品もかなり高い評価を得たことが分かります。ペットボトルコーヒーながら本格志向の味が楽しめるということ。これは飲んでみないと分かりませんね。
■アロマブリューシリーズとの食べ合わせ提案も
発売に先駆け行われたメディア向け試飲会では、食シーンとの活用の提案も行われました。
ブラックコーヒーは、普段甘いものと合わせがちですが、ファイア アロマブリュー ブラックは「塩味があって油脂が多めのフードと」の食べ合わせがベストマッチ。
例えば「ツナ・タマゴサンドウィッチ」と合うのこと。口の中の脂っぽさをコーヒーの苦味がすっきり洗い流してくれる組み合わせ。食が進みます。
コーヒーの香りも存分に楽しめるため、忙しいランチタイムもワンランクアップしたものになりそう。
また、ファイア アロマブリュー ラテとの食べ合わせにおすすめなのが、意外にも「みたらしだんご」。
砂糖醤油の深みある甘香ばしさが、ラテのまろやかなミルクと調和。みたらしだんごの甘味ともちもち感を、コーヒーの苦味が馴染みながらもさらっとリセットしてくれます。まさに自分への労いを込めた「ちょっと良いおやつタイム」に使えそうです。
試飲会では、やはりコーヒーの香りが印象的。ペットボトルからカップに注ぎ香りを楽しんでみる案内などもありましたが、それにつけても会場全体がコーヒーの香り高さに包まれているほどでした。
容量は各400mlで、店頭価格はブラックが178円前後、ラテが188円前後(いずれも税別)です。