リオ五輪では、サッカーの試合会場として知られ、南米最大の近代都市とされているサン・パウロ。人口は1100万人以上で、都市GDPでは南米トップを維持し、高層ビルが立ち並んでいます。そんなサン・パウロの街を観光する際に大変便利なメトロについて紹介します。
特急含め、14本の路線が張り巡らされたサン・パウロ
サン・パウロの中心地では、メトロでたいていのところに行くことができるくらいに地下鉄・電車が張り巡らされています。
METRÔ、VIAQUATRO、CPTMと、3社で14本の路線があり、どこから乗ってどこから降りても、どこで乗り換えても運賃は均一というのはすごく嬉しく、簡単に移動ができます。
料金が変わる!?変な理由で運賃が変更されるメトロ
乗り方はリオデジャネイロのメトロとなんら変わりありません。チケットを窓口で買うか、もしくはカードにチャージをしていくか。チケットを買う場合は1枚3.80レアル(約120円)で、チャージだと若干安く3.75レアルだと聞きました。
この料金がちょっと変わっていて、たまに料金の変更があるんです。
その理由は…
・雨、風などでチャージシステムがストップ
・おつり切れ
という理由から料金の変更があるそうです。
(チケット代変更を知らせる張り紙)
風が強かったり、雨が降ったりすると電気系統に支障が出てしまい、チャージする機械がおかしくなり、普段カードを使用しているお客さんが損をしないように、3.75レアルに値下げが行われます。
そして、もう一つが“釣り銭切れ”。日本では考えられませんが、スーパーなどでは、ブラジルやその他の海外では結構あること。そんなことが、スーパーだけではなく、電車のチケットでもあります。
画像にある様に、この日は釣り銭切れで3.50レアルになっていました。しかし、往復用に2枚一緒に買ったら、7.50レアル取られてちょっとだけ損をしました。そういうとこはしっかりしています。
今回は概要や、チケットシステムについて紹介しました。駅や電車の作りや、安全に過ごすポイントなどについては次回紹介させていただきます!