ナポリタン派?それともミートソース派?永遠の難問についに終止符か

2018/04/25
石井隼人

時はきた!カゴメが、長年に渡る“仁義なき戦い”に終止符を打つ。舞台は4月28日(土)、29日(日)に幕張メッセ国際展示場で開催される、ニコニコ超会議2018。拳をぶつけ合うのは、スパゲティの中でも特に人気が高いメニューである、ナポリタンとミートソースだ!

カゴメは、昨年のニコニコ超会議のブース内でナポリタンメニューを販売したところ、30分待ちの行列ができるほど大盛況を記録した。予定していた1,000食は、巨人が出てきて一瞬でチュルチュル吸い尽くしたのかと思うほどに完売。それは社員のほとんどが「やっぱ麺といえば、ナポリタンだよね」と実感を込めた瞬間だった。 

しかしどこの組織にも存在するのが派閥。その実感に異議申し立てをしたのが、ミートソース派だった。これが俗にいう“アルデンテの乱”である。あれから早1年。「ナポリタンVSミートソース」というテーマのもと、幕張メッセ国際展示場でナポとミートのくんずほぐれつバトルの火ぶたが切って落とされる。食べ物に感情移入ができない方もご安心。ナポリタンを擬人化した“ナポリたん”とミートソースを擬人化した“ミート総帥”を召喚する。

ナポリたんとは、前回の『ニコニコ超会議』開催時にナポリタンの魅力を伝える妖精としてお披露目したキャラクター。みんなのココロとおなかをナポリタンでいっぱいにするために生まれたナポリタンの妖精で、麺や具材のカラーを取り入れた配色、衣装に使われているピーマン・目玉焼きといったモチーフなど、細部にわたりナポリタンらしさを表現している。

一方のミート総帥とは、ナポリたんのライバルとして今年4月に登場した新キャラクター。ミートソースのすばらしさを伝えるために生まれたミートソースの精霊で、髪の色は茹でたてのつやつやもちもちしたパスタ色、衣装はミートソースの赤と茶色をベースに総帥の名にふさわしい高貴なデザインに仕上げられている。

キャラクターデザインを担当したのは、人気イラストレーターのMika Pikazo氏。しかもナポリたんの声を人気声優・佳村はるか、ミート総帥の声を人気声優の内田真礼が務めるという、カゴメの本気度がうかがえる配役である。

写真)左:佳村はるか 右:内田真礼

注目の対決ステージは4月29日午後1時より。超料理ブース内やステージにてナポリたんとミート総帥の対決企画を実施。声優の佳村はるか、内田真礼も緊急参戦するほか、ニコニコ動画で高い人気を誇るボカロPである和田たけあき氏、宮田“レフティ”リョウ氏が制作したナポリタンとミートソースの応援ソングもお披露目される。 

超料理ブース内のカゴメブースエリアでは、トップコスプレイヤーによる撮影会を実施。ナポリたんコスを山吹りょう、ミート総帥コスを火将ロシエルが担当する。この日一番熱い催しになることは間違いないだろう。

そのほか「究極のナポリタン&至高のミートソース」審査結果発表やカゴメ監修のオリジナルレシピで作ったナポリタンとミートソースを販売するなど、スパゲティ天国を具現化する2日間になりそうだ。

ナポリタンなのか?ミートソースなのか?この難問に果たして誰が答えられようか。私がノストラダムスとして予言しよう…「両方、とっても美味しいの」。フォークを持ってこい!あと粉チーズもね!

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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