不信心だけれども江戸三十三観音をめぐる。男の御朱印集めの旅 ~その七①~

2017/08/29
南城与右衛門

2017年某日 江戸三十三観音めぐり…第七日目

 

前回の観音巡りでタイムオーバーのため御朱印を2か所しかもらえなかったこともあり、そこから巻き返すため今回は初めて4か所を巡る計画を立案した。

 

※そんなわけで、今回は、前回訪れた14番目『金乗院』から15(16番目)を巡ります。

 

金乗院→放生寺→安養寺→寶福寺のルートでを、一日で回りきれるよう電車の乗り継ぎを確認していると、発見したのが『東京メトロの一日乗車券』。これならば、メトロ乗り放題で600円の元がとれるはず。

 

※一日でもっと回る方は都営地下鉄も乗り放題の900円券をお勧めする。

 

いろいろ調べもついたところで就寝……翌日、目覚め、はたと思い出す。その4で「書置き」は頂いたが、2か所で「手書き御朱印」をもらえていない。気合いを入れて4か所も回るのに、御朱印がもらい損ねるのは残念なので、一応お寺に連絡を入れ今日、御朱印をもらえるかを確認。すると……

 

一か所だけ、書ける方が不在の空白の時間があることが分かった。そこで、出かける前でタイトなスケジュールの中、もう一度、順番を見直すことに。

 

金乗院→安養寺→寶福寺→放生寺……にルートを再構築。

 

だいたいこの観音巡りを始めて、順調に行ったことなんてないけれど……

 

14か所目(再訪)『金乗院』(札所第十四番)

 

 

まず渋谷駅からメトロ副都心線雑司ヶ谷駅(200円)下車。10分弱、歩くと豊島区高田『金乗院』に到着した。

 

 

お参りを済ませ早速御朱印を頂こうと寺務所へ。入口扉に張り紙で「ご用の方は……」と勝手口(のような)方に誘導される。中に入るとセンサーでチャイム。「こんにちは……」何度か呼びかけるも、返ってくるのは、私を人感して鳴るチャイムだけ。待つこと3分。急いでもいるし、なんか嫌な予感もしてきたので、電話をかけると女性の声。御朱印を頂きに来たことを告げると数分の後、やってきて書いてくださった。

 

御礼を言い、次に向かう。玄関も開いていて結構不用心なスタイルに、このオープンさが仏の御心かと感心しながら歩を進めた。

 

15か所目『安養寺』(札所第十六番)

副都心線雑司ヶ谷駅→池袋駅→有楽町線飯田橋駅→東西線神楽坂駅(計510円)

 

 

メトロを乗り継ぎ、「安養寺」がある新宿区神楽坂に到着。

 

駅を出てきょろきょろしていると、野球はやらないタイプの巨人帽おじさんに遭遇。昼間だというのにお酒を飲んでいる様子で「どこに行く?」と聞いてくる。行く先を告げると親切に「この坂を下れ」と震える指で道を示す。

 

(親切にありがとう!町長かな?とはいえ、導かれた方に歩く心境は半信半疑)しかし、10分ほどで神楽坂上交差点手前にたどり着き無事、安養寺を発見し安堵!

 

 

お参りを済ませ御朱印を頂こうとすぐ傍の寺務所へ行くとすでに2人の男性が手帳を抱え順番待ち。こういったことはよくあることで、微笑みながら会釈するのが暗黙の作法(だと思う)。

 

そこに寺務所の中からお年を召した女性が出てきて、「よかったら本堂の中を見て行って」と、ありがたいお言葉。先の待ちぼうけもあり時間がタイトであったが、ありがたいものは頂かねば、信心が無いとはいえ犬畜生にも劣る。勧められるまま本堂へ。

 

中は厳かで背筋が伸びる。僕には価値がありすぎてよくわからない、飾られた書や写真を解説してくれる。一通り終わったと思ったら、今度は寺務所の二階に促す。

 

そこには仏像や絵画が飾られており、おばあさまはありがたい解説。他の2人は熱心に聞き、質問までしやがっ……していた。頭が悪い私にはありがた過ぎて分からない、しかし厚意はすごく伝わる話をトータル1時間ほど聞き、次のお寺へ。

 

都会なうえ、お参りしに来た見ず知らずの人間にも笑顔で対応し、本堂などにも挙げてくれる広い心に嫌味なくほっこりした。正直、どことは言わないが横柄な所もあったからなぁ……。

 

 

おりしも汗が大量に出る気候、途中「おかしのまちおか」があったので、塩分補給のため梅しばを購入する。

 

※餅飴は懐かしさにやられ買ってしまった。

 

さて、この時点で交通費は710円。すでに元はとった形。ただ、メトロ優先で交通機関を使ったため神速でお参りを計画している方にはあまりお勧めしない。でも先に書いたが、4~5か所以上をお参りする考えで、他の私鉄やバスを利用しても何がしかの1日券はお得だと思う。

 

そんなこんなで2つのお寺をお参りしたが、長くなりそうなので第七日目前編はこの辺で。

 

後編、その八観音につづく・・・

 

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"情報番組や誰も知らない深夜番組、ラジオなどを構成したり、ソーシャルゲームのシナリオを書いたりする、いわゆる駄放送作家。友達はPC、恋人は二次元、恩師はあらゆる漫画、といった充実した人生継続中"

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