2020年4月16日~5月25日、約一か月と9日に渡り政府初となる緊急事態宣言が日本全国に発令されました。この期間、景気は大きく右肩下がりに、仕事がなくなり路頭に迷ったという人も多いのではないでしょうか。しかし、諦めてはいけません。コロナ禍で仕事がなくなったという人、今もどうすればいいかわからないという人にコロナ禍でも転職に成功した人にアドバイスをもらいました。
派遣ならすぐに見つかる
リモートワークで上司と上手くいかず、緊急事態宣言真っただ中で会社を辞めたというSさん(28歳)
「常時に腹が立ちすぎて、コロナ禍のピークの時に会社を辞めてやりました。最初は不安でしたが、その会社に行きつづけるよりはマシでしたね。転職に関してですが、さすがにこの時期正社員は難しいだろうと思い、派遣で探したんです。すると派遣サイトを登録して数分もしないうちにオファーの連絡が数十本はありました。その流れで、面接へと進み、緊急事態宣言が明けて6月にはもう新しい会社で働き始めることができました。そうですね、正社員は確かに難しいいかもしれませんが派遣や契約社員であれば転職先は結構あると思います」
飲食ならカフェ
この春、転職を期に上京するも、コロナ禍で思うように仕事が見つからない中で転職に成功したAさん(21歳)
「仕事を探しに東京に来たんですが、コロナで求人がぱっと減りましたね。とりあえず、キャラクターカフェの社員面接に挑みました。それが案外簡単に受かってしまって(笑)居酒屋など、時短営業を余儀なくされたお店は経営が大変みたいですが、キャラカフェは通常営業。案外この時期でも客は入るらしく、バイトの募集はやめたものの(なのでかなりの人手不足)社員は募集しいるらしいです。飲食に就職を考えるなら居酒屋やバーは止したほうがいいですね、また時短営業とかになったら潰れるお店も増えるだろうし。でもカフェは基本営業時間は昼間なのであまり関係ないと思います」
就職するなら大手ではなくIT・web業界
大手企業で働いたけれど、コロナ前に精神的な理由から会社を退社。そろそろ就活を始めようかと思った矢先に緊急事態宣言が発令されたMさん(22歳)
「大手ならコロナでも大丈夫と思っている人、そんなことはありません。私は以前働いていた会社を辞めてしまいましたが、元同僚が解雇されたり減給された話をよく聞きます。そんな話を聞いていたので、私は以前と同じような会社は選ばずに、全く業種の違うIT系の会社にエントリーしました。大学で少しプログラミングを学んでいたので、未経験ではあるもののそれを強みに応募。分からないところはフォローするということで見事に合格。最初は不安でしたが、働いてみるとリモートワークでも会社のシステムがしっかりしているためか仕事がしやすい環境でした。さすがIT企業、リモートでもとても働きやすい環境づくりと、少し先の未来を見越した経営方針にいつも感心させられています」
どうでしたか? コロナ禍で転職に悩むみなさん、焦る気持ちも分かりますが、悲観的になりすぎず気楽に転職活動に挑んでみてください。