株式会社やる気スイッチグループと株式会社Preferred Networksはこのほど、「HALLO未来チャレンジプロジェクト」をスタート。
日本e-Learning 大賞を受賞したプログラミング教材「Playgram™️ (プレイグラム)」と「やる気スイッチ」の入る指導メソッドを組み合わせた本格的なプログラミング教室「HALLO®︎」を活用し、子どもたちにプログラミングを学ぶことの楽しさを知ってもらう特別レッスンです。
その第一弾として10月19日に都内で開催されたのが「マイホームプログラミング〜プログラミングで夢の家を作ろう!〜」。子育て住空間コンサルタントでインテリアコーディネーターの今西千登瀬さんをゲスト講師に迎え、住まいづくりのコツを学びます。
「家は毎日過ごす場所。だから、自分が好きなものを軸にしてお気に入りに囲まれるような空間に」と今西先生。「例えば大好きな色から考えて、3色でバランス良く空間を作るとまとまる」という言葉に、参加した子どもたちは真剣に耳を傾けていました。
1時間以上も“全集中”で作業
Playgram™️はプログラミングに必要なアルゴリズムが習得できる「ミッションモード」のほか、ゲームやストーリーなどを3D空間で自由にプログラミングできる「クリエイトモード」などが搭載。子どもたちはミッションモードで学んだ知識を生かして、クリエイトモードで夢のマイホームを作っていきます。
当日、マイホームのプログラミング時間は1時間以上。にも関わらず、子どもたちはまさに“全集中”で作業に没頭していました。慣れた手つきでタブレットを操作。「水色が作りたい」、「同じ石を何個も作りたい」など、積極的な声も聞こえてきます。
さて、プログラミングで作った自慢の家も完成に。授業の最後は発表会が行われました。今回の授業時間以外でもPlaygram™️でマイホーム作りに励んでいた男の子は「雪だるまのオブジェを置いて、見栄えを良くした。中央にはアスレチックがあり、仕事部屋もある。
桜の木が並ぶテラスは繰り返し機能を使った」と発表。今西先生も「1つの家で四季が味わえる。発想力がすごい」と絶賛していました。
また、5年生の男の子は発表の際、他の子たちが見やすいように全体を俯瞰で見せるプログラミングを組みました。出来あがったのは南国リゾート風の家。ホテルが併設されており、中には食堂や露天風呂、カウンターなどが設置されています。
「まだ未完成。これからカウンターに受付をするロボットを置きたい。ホテルは10階まで作る予定。ネットで調べて、自分が泊まりたいホテルを真似した」と語りました。発表を聞いていた子どもたちからは「どうやって文字を書くの」、「どうやってタイルを貼るの」といった質問が飛んでいました。
驚いたのは子どもたちの吸収力と発想力。プログラミングと聞くと、小学生に使いこなせるのか心配になる人も多いのではないでしょうか。しかし、そんなことありません。あっという間に仕組みを理解して、自分の頭の中をカタチにしています。
これからの時代に必要なスキルを学ぶ、有意義な授業。第二弾、第三弾にも期待が高まります。