日研トータルソーシングが“社会人になってからの勉強”に焦点を当てた調査を実施。9割が社会人に勉強は必要と回答

2025/04/06
マガジンサミット編集部

社会人の皆様は日々勉強をしていますでしょうか。昨今では「リスキリング」という言葉に代表されるように、「学び」への関心が高まっています。

日研トータルソーシング株式会社では、「社会人時代に力を入れていること」を「シャカチカ」と定義し、「社会人になって頑張っていることは何か?」を見つめ直す機会を創出する「#シャカチカキャンペーン」を実施しました。その一環として「シャカチカ」の実態調査結果も実施。今回はその結果をお届けします。

「シャカチカ」の実態調査

日研トータルソーシング株式会社では、新卒就職時、学生や企業の多くが「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を重視する一方、社会人において「社会人になって力を入れたこと(シャカチカ)」を意識する機会は少ないのではないか、という想いから調査を行いました。

今回の調査は、19~65歳の社会人800名を対象にインターネットを用いたアンケート調査形式で行われています。

調査結果

調査ではまず「社会人にとって勉強は必要だと思うか」という質問を実施。結果は「はい」90.8%「いいえ」9.2%という結果になり、ほとんどの人が勉強を必要と考えていることが分かりました。

また、その理由を聞くと、「知見が豊かになるから」 「今後の人生に役立つから」といった回答が多くあがりました。

しかし、次に「社会人になって勉強をしていますか」と質問すると、「はい」と答えた人は約6割となり、9割以上の人が勉強は必要と考えるにもかかわらず、実際に勉強ができているのは約6割しかいないことが判明しました。

続いて、社会人で「勉強をしている」と回答した人に週の平均勉強時間を聞くと、「週1時間未満」が6割を超える結果に。勉強をしている人も多くの時間は使えていないようです。

次に、勉強していると回答した人に具体的な勉強内容を聞くと、以下の表のような結果に。最多が「お金・資産運用・投資」、続けて 「国家資格」、「語学」、「その他の資格」の順となりました。

また、勉強を始めた時期についても質問。20代までに始めた人が過半数の一方、40歳以上で始めた人も24.5%という結果となり、ある程度社会人経験を積んでから勉強をする人も一定数いるようです。

次に、社会人になってから勉強をしている人に「勉強をする理由・始めたきっかけ」を聞いたところ、「自分の知見を広げるため」が最多、続けて「資格取得のため」、「関心が高い分野(趣味・教養 目的)があるため」という結果に。仕事関連の理由は、いずれも3割未満となりました。

続いて、社会人で勉強をしている人に、勉強をしていて良かったことを聞いたところ、「知見が広がった」が最多となり、「新しい知識が得られることに楽しさを感じる」「業務に役立った」と続きました。

一方で「勉強をしていない」と回答した社会人にその理由を聞いたところ、最多は「勉強する理由がない」、 「興味がない」と続きました。 また、19歳~29歳では「時間がない」を選択した人が半数近いという結果になりました。

今回の調査では、社会人に勉強は必要だと考える人が 9 割を占める一方、実際に勉強している人は約 6 割ということや、「勉強している」と回答した人も勉強時間は「週 1 時間未満」が多いということ、勉強する目的は仕事関連よりも「知見を広げるため」や、「今後の人生に役立つ」という理由が多いことなどが分かりました。

 

回答結果にもあったように、社会人になってからの勉強は、知見を広げるなど人生を豊かにすることにもつながります。現在なにも勉強していないという人は何かの勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

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