仮想通貨ブームが来るって本当?2018年に注目のキーワード

2018/01/07
内藤 みか

ニュースでしばしば「ビットコイン」や「仮想通貨」という言葉を見かけるようになった。ずいぶん値上がりしているらしいけれど、そもそもどこで買えて、何に使えるものなのだろう?

ビットコインの買いかた

ビットコインってなんだか、ちょっと怖い。そう思っているのは多分私だけじゃないと思います。過去にはコインが消失したこともありましたし、今年になってからはビットコインを巡っての恐喝事件が国内外で起きています。

そんな私がどうしてもビットコインを買う必要があったのは、VALUという個人のファンクラブのようなサイトの支払いがビットコインのみだったからなのです。どうしても応援したい人がいたので購入することにしました。

ビットコインは通貨という名称ですが、銀行では売っていません。専門の取引所があり、そこに口座を作る必要があります。本人確認などの手続きを経たら、お金を振り込み、必要な分のビットコインを購入します。感覚はドルと似た感じです。その日のレートによって日本円に換金する額が違うのですが、これがかなり変動が大きいので最初は驚きました。買ってすぐに20%も値上がりしてしまったのです。

どこで使えるの?

このビットコイン、日本ではまだ使えるところは多くはありません。ビックカメラではビットコインで電化製品などを購入することができるので、外国人客はいちいち日本円に両替しなくてもお買い物ができて便利かもしれませんね。

私も試しにアメを買ってみましたが、スマホのビットコイン取引所アプリでレジの人が差し出すQRコードを読み取れば簡単に決済できました。感覚はSuicaやnanacoに似ています。実際のお金として支払いができるのです。

他にも、夏には丸井新宿店が短期間の試験導入をしていましたし、駅ビルアトレでもビットコイン決済ができるレジが導入されるというニュースもあり、今後も少しずつ増えていくだろうと言われています。海外ではコンビニの支払いに使われているところもあるので、日本でもそうなると便利かもしれません。

来年はICOブーム!?

 

一度ビットコインを使ってみて、世界共通のお金なんだなと感じて、とても良い印象に変わりました。何より便利です。ただ、1日の値上がりや値下がりが激しく、心配してしまいそうなので、貯金をビットコインに替える勇気は私には出そうもありません。

来年はビットコインを始めとした仮想通貨の実用化が進み、一般にももっと認知されていくかもしれません。また、ICOと言って、新しいコインを売り出し、資金調達をする動きも活発になり始めています。Forbes  JAPANなど、こうした流れを記事で取り上げる雑誌も増えていますので、新しい通貨の動きをチェックしておきたいところです。

この記事が気に入ったらいいね!しよう

内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

内藤 みかが書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop