いざという時の為に!いつ来るのかわからない「災害」を事前に体験できるスポット

2016/11/25
放送作家 石橋アキ江

2011年3月11日に起こった『東日本大震災』、その後『熊本地震』、先日も福島で震度5弱等、各地で大きな地震が起こりました。
さらに今年は多くの台風が日本に上陸し被害をもたらしました。もし自分の身に起こったら…と、災害グッズへの関心が世間でも高まってはいますが、やはり実際に体験していなと想像がつかないためなのかパニックに陥り被害が広まることもあるそうです。

 

 

そんな災害を事前に体験できる施設があるのを皆さんはご存知ですか? そこで今回、災害を体験できて「いざ」という時の心構えや知識が手に入る施設をご紹介します。

 

地震をクイズで学ぶ『そなエリア東京』

出典:http://www.ktr.mlit.go.jp/

 

東京臨海広域防災公園内にある「地震に備え、知識を身につけるための防災体験学習施設」が『そなエリア東京』。館内で行われている「東京直下72hTOUR」では、首都直下地震が発生した直後から避難までを想定して作られたジオラマの中を、貸し出されたタブレットから出題される“生き残るための知恵”についてのクイズを解きながら進む、正に楽しみながら知識が習得できます。他にも、アニメ『東京マグニチュード8.0~東京直下72h~』を見たり、首都直下地震の被害想定などをわかりやすく学ぶことができます。

 

暴風も体験『東京消防庁 本所防災館』

出典:http://www.tfd.metro.tokyo.jp/

 

地震をテーマにした迫力の映像や、関東大震災など、過去に発生した地震が体験できるコーナーの他に、すさまじい勢いでふきつける雨と風、激しい暴風雨も体験ができるそうです。さらに、煙体験、消火体験、応急手当体験、都市型水害体験コーナーなどもあります。こちらは年齢などにより体験できないコーナーがありますので、要確認を。

 

二次災害に起こりやすい煙を体験『東京都北区防災センター(地震の科学館)』

出典:http://www.city.kita.tokyo.jp/

 

震度7までの揺れを実際に体験できる地震体験の他に、二次災害などで起こりやすい火災により発生する“煙”にまかれた時の状況を知る“煙体験”施設があります。展示ホールには、家具・家電の転倒防止や、防災についての正しい知識と備えを、パネルや音声により説明。地震の起こる仕組みの模型や地震の歴史、被害などがパネルで展示されています。デジタルステーションで、クイズに挑戦すれば、災害時にとるべき行動を具体的に理解することができます。

 

知識や経験があるとないでは、対処の方法や、落ち着き方が違ってきますよね。是非一度、体験してみては如何でしょうか?

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放送作家 石橋アキ江
この記事を書いた人

放送作家 石橋アキ江

"テレビ番組、ラジオ番組の構成や脚本を執筆中。 中学校教員として十年以上の経験から、現場で悩みを抱える多くの人達に人生は楽しいものだと思ってもらえる作品を提供したいと日々模索中。参加作品「神秘に触れる夜」「ADVANCE EARTH」「携帯恋愛アプリMYNAME」など。"

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