簡単『スクラッチテスト』で自分の花粉アレルギーを確かめてみよう!

2016/02/15
放送作家 石原ヒサトシ

今年もやってきますスギ花粉シーズン。そろそろ、各雑誌やメディアで今年の花粉症対策が誌面を賑わすころ。

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DIME(ダイム) 2016年4月号
 小学館
今年は暖冬で4倍増!!花粉撃退アイテム19

 

敏感な人はすでに鼻がムズムズしているかもしれません。「私は花粉症じゃないから大丈夫」という人もいるでしょう。

 

 

でも夏や秋に、「少し鼻水が出るんだよね」「少し目がかゆくなるんだよね」

という人もいますよね?

そう、花粉症はスギだけではなく夏はブタクサ、秋はヨモギなどが有名。というか花粉症はほぼ一年中あるんです。

 

となると、自分はどんなアレルギーを持っているかちゃんと知っておいたほうが良いと思いませんか?自覚症状はないけど抱えているアレルギーもあるってよく聞きますよね?花粉対策グッズを買うも良いけれど、まず自分が何のアレルギーなのか知っておくの大切ですよね。

 

血液検査と皮膚検査

アレルギー検査には血液検査と皮膚検査があります。

血液検査は、花粉、食品など2000項目程を調べますが、保険診療で費用が6500円、結果が出るまでは約1週間かかります。そこまで大げさな検査はいらないなぁ~という人も多いでしょう。

 

そこでオススメなのが皮膚検査の「スクラッチテスト」。

費用は約1000円、項目は9程です。

(※病院によって違いもあるようなので電話で聞くと良いでしょう)

意外に知らない方も多いようですがとてもお手軽で時間も約30分で終了します。

 

スクラッチテストを受けてみた!

そこで耳鼻咽喉科へ行きました。写真を載せますのでどんな感じかわかって頂けるでしょう。

 

スクラッチテスト
まず、ナースさんが右腕の内側にペンで印を付けそこにピンのような物で1ミリ程度の傷をチョンチョンと付けていきます。
もちろん痛くないです。その傷にアレルギーの原因物質となる液体を水玉のように置くと、そのまま放置。

 

…15分経過して試薬を拭き取ると

 

スクラッチテスト
ちょっと分かりにくいかもしれませんが腫れ方がそれぞれ違います。つまり腫れの度合いでアレルギーの抗体量がわかるというわけ。
ちなみに腫れた所が痒くなったりとかはありませんでした。個人差があるかもしれませんけど。

 

気になる結果は!?

スクラッチテスト

 

陽性がいくつか出ました。気になったところでは…

1:カモガヤ花粉(3月~4月)レベル5 

一番高い。確かにこの時期サラサラの鼻水がよく出ます。

 

3:スギ花粉(3月~4月)レベル1 

意外! つまりスギだと思っていたのはカモガヤだったのかも?

 

9:ヨモギ花粉(9月~10月)レベル3 

秋に眼が少しショボショボするのはコレだったのか!

 

ちなみにダニやハウスダストはレベル3ですがあまり自覚症状がありません。犬猫の毛検査はオプションなので通常は9項目です。

 

もちろん症状によって薬を処方してくれます。私は鼻の粘膜が腫れているので点鼻薬をもらいました。簡単な検査で自分が持っている花粉アレルギーの種類や強さがわかって凄く良かったです。

 

一応赤ちゃんも受けられます!

赤ちゃんの花粉アレルギーが心配というお母さん。生後6ヶ月くらいから受けることは可能だそうです。

しかし、赤ちゃんの場合はテストを受けても数値がハッキリ出ない場合もあるようなので、眼を腫らせるとか鼻水がよく出るといった明確な症状が見受けられる以外は身体の成長を待った方が良いとのこと。

 

赤ちゃんが検査を行う際は病院のアレルギー科で専門医に相談すると良いそうです。

 

スギ花粉がピークを迎えると耳鼻咽喉科などは混雑するので

気になる方は早めにスクラッチテストを受けてみてはどうでしょうか。

 

 

< 取材・文 / 石原ヒサトシ  >

 

 

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この記事を書いた人

放送作家 石原ヒサトシ

放送作家 「クイズ雑学王」、「ボキャブラ天国」等 バラエティを中心にイロイロやってきました。なんか面白いことないかなぁ~と思いながら日々過ごしています。野球、阪神、競馬、ももクロ、チヌ釣り、家電、クイズ・雑学、料理、酒、神社・仏閣、オカルトなことがスキです。

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