はちみつやスーパーフードなど、食べ物関係の話題の資格が増えているようです。和食や雑穀やハーブなど、健康にも良さそうな資格や検定が増えているのは社会のニーズの表れ? どんな資格が期待されているのか、チェックしてみました。
はちみつマイスター
VOGUE2017年8月号では気になる資格として「はちみつマイスター」を取り上げていました。なんとはちみつは世界に1000種以上あるというから驚きです。ワインにはテイスティングがありますが、はちみつにもあるのだとか。食材だけでなくパックや石鹸に応用する知識なども得られるので、まさに、はちみつソムリエになれそう。味見を考えただけで甘くてとろけそうです。
スーパーフードマイスター
さらにVOGUEでは「スーパーフードマイスター」も紹介。アサイーやチアシードなど、最近話題のスーパーフードの知識や料理に生かす方法も。主催している日本スーパーフード協会ではジャパニーズスーパーフードも定義していて、そこには納豆や味噌や梅干しなどが。日本人が日頃親しんでいる食品も、世界の人たちから見るとスーパーフードなんですね。
和食や薬膳・漢方の検定も
世界遺産にもなった「和食」の検定もあります。なんと和食を世界に紹介するためなのか、和食に関する英語の問題もあり、なかなか難しそうですが、日本人として和食の良さを広めていくためにも、挑戦してみたい試験です。「薬膳・漢方検定」もあり、例えば身体が冷えた時にはどんな食材を口にするといいかなど、食べ物と身体の関係について知識を問われます。
家庭に活かせる資格
この記事を書いている私も「雑穀エキスパート」という資格を持っています。ヒエやアワなどの雑穀はもちもちしていてとても美味しいし栄養もたっぷりあるので、しばしば料理に取り入れるようになりました。さらに「メディカルハーブ検定」も取得し、カゼ気味の時にはどのハーブを使うといいか、などの知識もついたので、とても健康的な生活を送れるようになりました。
こうした健康的な資格が流行しているのは、プロ野球選手田中将大さんの妻であり、タレントの里田まいさんが「ジュニア・アスリートフードマイスター」の資格を活かして作った愛妻料理がネットで話題になったのもあるのではないでしょうか。大切な人の健康を守るためにも、食材の知識をつけることは、とても有意義なことなのです。