俳優の山崎育三郎さんを起用した新しいプロモーションが、総合転職サイト『@type』ではじまっている。山崎育三郎さんといえば、2015年放送のテレビドラマ「下町ロケット」でその名を一躍、お茶の間に浸透させたイケメン俳優だ。
演技だけではなく、カヴァーアルバム『1936 ~your songs~』が第58回日本レコード大賞「企画賞」を受賞するなど歌手としても注目されている。雑誌『日経トレンディ』では、2016年「今年のヒット人」に選出されるなど破竹の勢いだ。
そもそも、『レ・ミゼラブル』のマリウス役を最年少(21才)で務めあげたのをはじめ、『ミス・サイゴン』『モーツァルト!』『エリザベート』など、ミュージカルファンでなくとも知っているような有名作品に数多く出演する若手俳優だが、その実力をTVや映画でも発揮。2017年1月期の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)にも出演中だ。
イケメンで歌も演技もできて、そりゃあ人気にもなるよね?と思いたいところだが、『@type』のインタビューでは、意外な苦労話や“なりたい自分”の姿を追いかけ、ストイックに努力する山崎さんの姿が垣間見られる。
“声変わり”という挫折
例えば、男優や男性ボーカリストにとって“声変わり”は、かならず訪れるといっても過言ではない転機だ。それまで子役や歌手として活躍していても、夢を諦めたり、職業を変えたりすることが多い。
山崎さんも例外ではなく、音域は1オクターブほどしか出なくなり、ボーイソプラノはもちろんのこと男性の声も女性の声でも唄えず、オーディションに通らなくなった。
「毎晩布団の中で泣いてばかりいましたね。でも、またステージに立つことだけを考え、ゼロから勉強することを決心して…。その時に学んだクラシックなどの基礎が今も役に立っていると感じています」と、あくまで“ミュージカル俳優”という目標がブレなかったことを語っている。
大切なことは「具体的な目標を設定すること」
山崎さんは「いくら曖昧な理想を浮かべても、夢はそう易々と実現しません。いつまでに何がしたいのか。具体的な目標を設定することで、初めて自分がとるべき行動が明らかになる」と話す。
そして“なりたい自分”(目標を達成した自分)になるために「常に自分の心の声に耳を傾け会話をすること。そして、自分が納得さえしていれば、どんなに地味でささやかに思えることでも、取り組むことに必ず意味があるし、それは未来に繋がっていると思う」と、転職を考える人達にむけエールを送っている。
この先、自分がどうしたいのか
※『@type』特設サイト 出典:http://type.jp/s/tensyokuryoku
『@type』特設サイトでは、山崎さんのこれまでの仕事、人生や今後の目標についてのインタビュー記事が順次公開され、それぞれ『目標設定力』『イメージ力』『限界突破力』『順応力』という4つのキーワードから、山崎さんの「なりたい自分になれる力」を紐解くようだ。
1月17日までに 『目標設定力』『イメージ力』が公開され、応募数2万人のオーディションを勝ち抜いて役を掴みとったエピソードなどが視聴できる。
その他、特設サイトには転職力診断テストなど、今後のキャリアを考える上で役立つコンテンツが取り揃えられている。ビジネスパーソンにとって成功へのヒントがありそうだ。