First Partners APAC が Brinc Japan との協業に関する覚書を締結。東南アジアの M&A 市場の開拓、拡大を推進

2024/10/15
マガジンサミット編集部

ファーストパートナーズ(東京都港区:代表取締役 中尾剛)が初の海外拠点としてシンガポールに設立した First Partners APAC(Asia-Pacific)Pte. Ltd.(シンガポール:取締役 福井裕行)は、2024年10月から本格的に業務を開始した。

シンガポールは政治的・経済的に安定しており、近年、日系企業の進出拠点となっている。海外からの投資を積極的に誘致し、ビジネス環境を強化することで持続可能な経済成長を実現しており、アクセスが良い東南アジア地域は、経済成長率も高く、スタートアップ・エコシステムが各地で急成長しているため、経済的な活況を呈している。

First Partners APAC は、シンガポールを拠点として、売り手・買い手企業の情報に多く接する機会があり、鮮度の高い情報を迅速に提供可能。また生産拠点の東南アジアシフトなどのニーズに対する有効な情報・サービスを行う。

「シンガポールという地の利を活かした情報提供や、M&A を含む投資に関するアドバイス、事業サポートをカバーできる体制を通じて、質の高いサービスを提供してまいります」(ファーストパートナーズ:代表取締役 中尾剛 氏)

また First Partners APAC は、本格的な業務開始とあわせて、香港を拠点に世界最大級のセクター特化型アクセラレータープログラムを展開する「Brinc Ltd」の日本法人「Brinc Japan」と東南アジアにおける協業の覚書を締結した。

First Partners APAC と Brinc Japan の協業の目的は、東南アジアで成長を続けるスタートアップ業界への日本企業の進出を加速させることが狙い。日本企業に対して、業務提携や合併・買収の対象となる有望なスタートアップを紹介するとともに、互いの強みを活かして協業することで、日本にアジアの成長を取り込むことを目指す。

東南アジアは、人口の増加とデジタル化の進行により、急速に変化しているマーケット。ミレニアル世代や Z 世代が人口の大部分を占めており、新型コロナウイルスの世界的な流行に伴う行動制限などがデジタル化を推進している。また、産業構造の変化から所得も増加し、特にベトナムやインドネシアでは2030年までに中産階級の増加が予想されている。

First Partners APAC CEO 福井裕行氏コメント

弊社は M&A に関するプラットフォームの提供を行いますが、今般提携する「Brinc Japan」様は情報の提供者として最も心強いパートナーとなります。両社の強みを合わせ、そのシナジーにより東南アジアの M&A 市場の開拓、拡大を強力に進めていくことが可能だと確信しております。

Brinc Japan 代表取締役 岡澤恭弥氏コメント

日本でも急成長を遂げている First Partners の東南アジア進出をサポートさせて頂く機会を大変光栄に思っております。日本がアジアの成長を取り込むことは日本経済が再び力強く前に進むための推進力になると確信しております。

 

First Partners APAC Pte. Ltd.とBrinc Japanの協業により、どういったものが生み出されていくのか。今後に注目です。

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