コロナ流行で負担の増えた生活インフラ6 業種、清掃員にソフトバンクロボティクスがAI清掃ロボット「Whiz」を無償提供

2020/05/01
マガジンサミット編集部

現在、人類の科学はとてつもなく進歩しており、その発展には日々驚かされるばかりです。掃除用具にもその進歩は影響をもたらしており、ソフトバンクロボティクス株式会社は、AI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」を開発しました。

そして、新型コロナウイルスが流行する今、ソフトバンクロボティクスは「Whiz」を医療施設などの生活インフラとされる6業種を対象に、「施設清潔度診断サービス」と共になんと無償で提供することとなりました。

AI 清掃ロボット「Whiz」と 「施設清潔度診断サービス」を無償で提供

今回「Whiz」が無償で提供されることとなった背景には、新型コロナウイルスの流行によって菌やウイルスへの対策意識や清掃業務に関するニーズが高まり、清掃業界や清掃員への負荷が高まっていることが挙げられます。ソフトバンクロボティクスではそのような事態を受け、「Whiz」の無償提供を決定しました。

清掃業務のニーズと負荷に関する調査

ソフトバンクロボティクスでは、新型コロナウイルスへの対策が行われるようになった現在と、それ以前の状況に清掃業界でどのような変化があったかを調査。まずは「現環境下で求められる清掃品質や清掃業務内容に変化があったか」を聞くと、約 56%が「変化があった」と回答しました。

次に、清掃品質や清掃業務の内容が「変化した」と答えた方に「どんな作業が増えたか」を聞くと、以下のような結果に。

そして、「昨今のコロナウイルス対策が求められる中で、どんな思いで清掃業務を行なっているか」という質問では、以下のような結果に。

調査の結果、現在の状況下では清掃業務を行っている方は、物理的な作業負荷だけでなく心理的な負荷も増えてしまっている事が明らかになりました。

こういった現状を受け、ソフトバンクロボティクスは、人々の生活を支えている清掃員、清掃業務を行っている方の負担を軽減するため、生活インフラ6 業種を対象に「Whiz」を無償で提供し、科学的な清掃方法をサポートする「施設清掃度診断サービス」も実施します。

AI清掃ロボット「Whiz」について

「Whiz」は、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーの AI 清掃ロボット。最初に「Whiz」を手押しして清掃エリアの地図データを作成し記憶させると、後は記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するため、清掃時の品質を一定に保つことができます。また、障害物が出てきても、自動で回避可能です。

「施設清潔度診断サービス」について

同サービスでは、科学的に施設の床の清掃具合と空気中の清浄度を数値化し把握することが可能。その結果を基に、ロボットと人間の作業を分担させる清掃方法の構築をサポートすることで、施設をより清潔にし、清掃員の負荷も減らすことができます。

「Whiz」の無償提供、「施設清潔度診断サービス」の実施については以下の公式サイトを確認してください。

申し込み方法:ソフトバンクロボティクスのウェブサイトから申し込み

              https://www.softbankrobotics.com/jp/event/clean-support/

申し込み期間:2020年4月15日〜5月15日

無償提供期間:2020年4月15日~6月30日(予定)

対象業種:

①医療施設、隔離施設 

②介護施設

③官公庁、金融機関

④小売(スーパーマーケット・ドラッグストアなど)

⑤駅、空港

⑥工場、物流

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