「三位一体の健康の重要性を伝えていきたい」メンサヘロス株式会社代表取締役・下藤ビクトル明生の覚悟とは

2022/04/14
マガジンサミット編集部

人生にはいくつかの岐路があり、そのたびに人は何かを得たり、何かを捨てたりする。

そこには決断があり、「覚悟」がある。

番組「覚悟の瞬間(とき)」では、経済界、スポーツ界、文学界など、様々な大人の生き様に焦点をあてていき、視聴者の方々に、知恵、成功へのカギ、生きていく上でのヒントになるようなメッセージを届けます。今回、その「覚悟の瞬間」にメンサヘロス株式会社代表取締役・下藤ビクトル明生さんが登場しました。

メンサヘロス株式会社

メンサヘロス株式会社では、「メンタル・フィジカル・スピリチュアル」、この三位一体の健康(ホリスティックヘルス)が大事だということをセミナーやコンサルティングを通じて発信。自分が何のために生まれ、どうやって夢を叶えるか、そして持続するための体作りを提供しています。

Q1 なぜ今の仕事に?

もともと僕はペルーで生まれました。その時にストリートチルドレンを街中で見かけることが多くて、幼い頃の自分は衝撃を受けました。自分が勉強する事によって、そういった人たちを助けられるように頑張ろうと思ったんです。大学に進学した時に貧困の解決策を学んでいく中で、仕事を作り上げることで安定した雇用を創出し、衣食住を満たし、そこから初めて教育にお金や時間を与えられるという事を学びました。

卒業後は総合商社に入社しましたが、なぜか自分の夢に近づいている感覚がありませんでした。今のままではいけないと感じたのが、乳がんだった彼女と付き合っていた時。自分の大切な人の命が危険にさらされているのを見て、「自分は何やってるんだろうな、もう少し本気で生きよう」と思い、起業を決意しました。

差別化を図り、企業の模倣困難性をデザインしていく中で考えたのが「三位一体の健康」を伝えていく会社を作るということでした。5年の歳月を経て起業しました。

Q2 現在の仕事への想い

VUCA時代は企業や個人に戦略の再構築や変革を迫り、働き方の多様化や従業員の高齢化は事業継続リスクを高めています。混沌としたカオスの時代で多くの方が「心ここにあらず」の状態で不安やストレスを抱えて生きています。新型コロナウィルスの感染拡大は世の中を一変し不安やストレスを増幅させ、経済的な損失や社会的な分断など多大なる影響をもたらし、BANI時代(Brittle脆い/Anxious不安な/Non-linear非直線的な/Incomprehensible解せない)に突入したと言われ始めています。

この時代を生き抜くには心を"今"に向け、健康を部分的ではなく全体(ホリスティック)最適で捉える必要があります。一度きりの人生を自分らしく明るく生きていけるようにホリスティックな健康サポートを行ってまいります。

Q3あなたにとって覚悟とは?

私の「覚悟」は、「自分ができること、与えられるものは全て人々のためになるようにしていく」ということです。その中でも最も解決したいのが「貧困」。貧困を変えるには二つのやり方があると思います。

まず短期的には、金銭的、物質的援助で衣食住を満たしてあげること。その後は自立できるように経済的な支援を与え、自分の能力で貧困を脱出できるように教育を与えていくことだと思います。

教育を与え、自分の現状に気付いて、この現状を打破したいと思った時に初めて人間って変われると思うんですね。諦めないことで初めて夢が実現できるものだと思うので、その先までいけるようにサポートをしていきたいと思っています。

Q4カッコイイ大人とは?

肉体的にも精神的にも社会的にも満たされている人ですね。最も貧しい人に尽くしたマザー・テレサの様に、強い愛を、分け隔てをせず、ただ与え続ける人。1000年以上続いたローマ帝国の礎を築いたユリウス・カエサルの様に、知性、説得力、肉体上の耐久力、自己制御の能力、持続する意志を備える人。歴史や偉人から学び、叡智を獲得することでホリスティックヘルス事業者として世の中に貢献していきたいです。

Q5 今後に向けて

人々が健康でいきいきと充実した人生を歩む世界を作っていきたい。そのために多くの方々に「三位一体の健康(ホリスティックヘルス)」は重要なんだ、ということを広め、「実践してみよう」という所まできちんとフォローするのが大事だと思っています。

短期的には都内でファンクショナルトレーニングジムの立ち上げ、中長期的には産学官連携を通じて健康経営や働き方改革の実現に貢献したい。また、女性の社会的地位向上や子どもの貧困、高齢者の介護予防事業など人々のQOL向上に向けた取り組みを実施していきます。海外ではペルーをはじめ中南米で学校を建設し、自国の将来を担う志高い人材の育成にも中長期的にチャレンジしていきます。

日本のアカルイ未来のために

先行きが不透明な時代を生きております。こうした時代を生き抜くためには、「自分が好きで、得意で、社会の為になって、仕事にできる」この四つが重なることを見つける必要があります。悩みや不安は一人で抱え込まず、共に解決策を見つけて参りましょう。You Only Live Once, Live Brightly!

メンサヘロス株式会社

https://mensajeros.co.jp/

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