GW!お金使わず楽しめる「噂の不思議なオブジェ巡り」10選!

2016/05/02
放送作家 山﨑恵輔

先日、新宿駅で『ジュレピュレ MYSTERY TOUCH』というイベントが開催されました。そこで、話題になったのが“巨大ジュレピュレ”というピュレグミの断面をかたどった巨大なオブジェです。その妙な形から、ネット上では「完全にアウト」「ピュアさが試されている」などの声が挙がりました。

出典:ピュレグミ公式ツイッターアカウント(@kanro_pure)

あなたの街にもある変なオブジェ

あなたの街にもありませんか?「これ、どういう意味が込められているんだ?」と不思議がらずにはいられないオブジェ。公園や街の景観を作っている人は、「きっと街の人が楽しんでくれるだろう」と計算してそれらを置いているはずです。……きっと、そうに違いありません。

 

ただ、常人にはちょっと理解に苦しむオブジェが街には溢れています。

お金をあまり使いたくないけど、GWを楽しみたい人!街や公園にある変なオブジェ巡りをしてみませんか?ツイッターで見つけた不思議なオブジェを、画像とともに紹介していきます。

アンテナみたいな何か?東京都台東区隅田公園

東京都台東区隅田公園にある奇妙なオブジェ。鍋底?のような部分に穴があいており、そこから顔をのぞかせると…昆虫や小動物の視点でスカイツリーが見えるらしいです。

 

 

このオブジェは、環境アート『グリーンプラネット』。GTS観光アート作品といい、藝大と台東区と墨田区がコラボレーションして造られた作品です。スカイツリーや浅草を、アートと一緒に様々なカタチで観て体験できる“GTS観光アートライン”というエリアがあり人気だそうです。

 

台東区HP

http://www.city.taito.lg.jp/index/bunka_kanko/torikumi/renkeijigyo/gtsart.html

手押し車?いや…これは?東京都隅田川付近

なぜここに、手押し車のオブジェがあるのか疑問ですが……何も知らずに横を通れば二度見まちがいなし。

 

 

実はこれ、『GTS Bench ササエル』という名前のオブジェでベンチだそうです。先ほどの『グリーンプラネット』と同じく、GTS(藝大×台東×墨田)の作品なんです。オブジェの“腰”の部分に坐って前を見上げると…そこにはスカイツリーが!

謎のオブジェ天国立川 東京都立川市 ファーレ立川付近

東京都立川市は、魅力あふれるまちづくりの一環として“街全体が美術館”構想の具現化に取組んでいます。街のいたる所に不思議なオブジェがたくさんあるんです!

 

 

 

全部で36カ国・92人の作者による109の作品が設置されているそうです!(2016年5月現在)市のボランティアの皆さんによるツアーガイドもあるそうですよ。

 

立川市HP

http://www.city.tachikawa.lg.jp/chiikibunka/kanko/bunka/bunka/art/sakuhin.html

謎のカッパ巨大像 埼玉県さいたま市別所沼公園

埼玉県さいたま市、別所沼公園のメキシコ広場にあるのが、謎のカッパのようなオブジェ。古代アステカの神“ケッツアルコアトル”だそうですが…。

 

 

別所公園といえば、2015年11月に何者かに盗まれて、いなくなってしまった『うなこちゃん』像が有名ですが、広い園内の奥には、こんな意味不明のオブジェがいるんです。

シオタマ 港区東新橋(汐留シオサイト)

2003年頃、日本テレビが本社屋を東京都千代田区から港区東新橋(汐留シオサイト)に移転する際、新キャラクターとして登場したのが【シオタマ】。

 

日テレの周りでは、奇妙な四つんばいの【シオタマ】が至る所で見られます。経済雑誌『ZAITEN』でも(なんだこれ?)と取材されていた【シオタマ】。たくさんいて、一匹じゃなところがミソですね。

 

 

 

岩下の新生姜ミュージアム 栃木県栃木市

昨年、オープンした栃木県栃木市の【岩下新生姜ミュージアム】。ジンジャー神社(!)世界一大きな新生姜のかぶりものなど、新生姜に関する様々な展示・遊具を見ることが出来ます。こちらは、ミュージアムで街のオブジェではありませんが、もちろん(入場料無料)!番外編としてご紹介します。

 

 

 

 

どうみても“秘〇館”…。商品は“まじめ”でも、こういった振り切ったことをする企業さん。応援したくなります!

怖すぎるカッパ 兵庫県福崎町 辻川山公園

福崎町出身の民俗学者・柳田國男に人生を回顧して書いた著書『故郷七十年』に登場する、河童のガタロ(河太郎)をモチーフにしたものです。池の中にいて、時間が来ると水中から飛び出して来ます。その様子があまりにも怖すぎると話題に。

 

 

 

 

こちらの公園では、水から出てくる河童の他にも、時間になると、小屋から飛び出てくる天狗やカッコよすぎる天狗などが立っており、河童と天狗という2大妖怪を楽しめる公園となっております。

 

このオブジェがある兵庫県福崎町は「PR動画」や妖怪をテーマにした「全国妖怪造形コンテスト」などが今ちょっとした話題にもなっているようです。

待ち合わせ場所の定番 兵庫県 三宮駅さんきたアモーレ広場

阪急三宮駅北側にある広場にある謎のオブジェ。待ち合わせ場所の定番らしく、渋谷で言えば、忠犬ハチ公的なオブジェでしょうか?

 

 

正式名称は『アモーレの像』らしいです。このサンキタ広場は、地元民からは“おっぱい山“パイ山公園“などと呼ばれています。“おっぱい”の正体はこちら。

 

 

そんな“おっぱい山公園”の中に建った『アモーレの像』。もちろん地元民は“けつの像”“しりの前”などと呼んでいるようです。「19時に“おっぱいのケツ”に集合だから」とか、知らない人が聞いたら意味不明ですね。

怖すぎるガリバーすべり台 三重県鳥羽市 市民の森公園

『ガリバー旅行記』のガリバーをモチーフにしたすべり台。見た目の怖さから、地元の子供たちはあまりここのすべり台で遊ばないらしいです。

 

 

あなたの街にも変なオブジェが必ずあるはず!このGWは、お金をかけなくても楽しめる“不思議なオブジェ巡り”をしてみては?

 

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放送作家 山﨑恵輔
この記事を書いた人

放送作家 山﨑恵輔

"放送作家/リサーチャー。1993年生まれ。 大学三年生の時に、ワタナベコメディスクール放送作家総合 コースに入学。一年後、株式会社ライターズ・オフィスへ所属。 テレビのリサーチ、ライブ制作などの活動をしている。"

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