最近では、大型の健康ランド施設が人気ですが、やっぱり地元の人々に愛されているのが銭湯。
最近の銭湯はリニューアルして、デザインがお洒落なだけでなく、スパの様に生まれ変わったり、お風呂に入りながらプロジェクションマッピングが見られる!なんて進化しています。
また、休憩所にマンガ喫茶並の書庫をや、番頭台を生かした落語会を開催など、現代風にアレンジされた銭湯が増えているようです。
風呂屋を廃業。カフェになった銭湯が面白い!
しかし、家にお風呂が無いという時代とは違い、銭湯へ通う人も少なくなりました。
燃料費の高騰もあり銭湯を維持していくのも厳しい……と、どんどん銭湯が街から消えているらしいのです。
そこで、銭湯だった建物を活用した新たなビジネスが登場!
それは何かと言いますと…『銭湯カフェ』!
浴室と風呂場を居ぬいた空間が、なんとも斬新でオシャレなんです。
そんな「銭湯カフェ」をいくつかご紹介します!
1、『さらさ西陣』
大正初期から昭和10年代にかけて日本で生産された、花形や果物、龍などをモチーフに、色鮮やかな浮彫が特徴の「マジョリカタイル」が前面に貼られている店内。
男湯と女湯の壁は一部残したままと、ほぼ昔の銭湯のままの店内は、もとお風呂屋とは思えない程とってもオシャレ。
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住所:京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
営業時間:12:00~23:00
定休日:水曜
TEL:075-432-5075
出典:cafe-sarasa.com/shop_nishijin/
2、『嵯峨野湯』
TVや雑誌で紹介されまくりの大人気店。
店内は、蛇口や鏡がそのままのデザインや、タイルづかいも元銭湯を感じさせるレトロ感が万歳です。
こだわりのパンケーキや“くまちゃんアイス(かき氷)”、パスタやカレーといったカフェ飯が美味しいのでも有名です。
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住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町4-3
営業時間:10:00~ 19:00(季節・イベントにより時間変更する場合があります)
定休日:不定休
TEL:075-882-8985
出典:twitter.com/infno4
3、『ゆーゆー』
元は「大和湯」という100年の歴史を持つ銭湯を改造して作ったカフェ。
脱衣場を生かした店内は、現代風にアレンジというより銭湯の歴史をそのまま残している印象。
店内は、ロッカーやタイルなど一部そのまま残しています。
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住所:尾道市土堂1-3-20
営業時間:10:00〜18:00
定休日:木曜
TEL:0848-25-5505
出典:www.ononavi.jp
4、『アートスペース&カフェ 大蔵清水湯』
土蔵造りの『大蔵清水湯』は、国指定の登録有形文化財。
カフェ、食事処、アートスペエースとして人気です。
かつての洗い場や浴槽に、椅子とテーブルを置き、特に浴槽部は掘り炬燵の様になっているなどナイスなアイデア!
テーブルの足元を見れば蛇口がそのまま残っているなど、銭湯感をかなり感じれるようです。
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住所:大分県竹田市竹田町507
営業時間:11:00~16:00
定休日:不定期
TEL:0974-63-3321(志保屋)
出典:www.ononavi.jp
タイムスリプした様な店内に、年配の方は昭和の懐かしさを、最近の若い人はお洒落を感じるのでしょうか?
ペンキ絵だったり、タイル絵だったりと、それぞれにポリシーを感じる部分が万歳。
建物の作りも普通の民家と違う分、カフェ以外にも、さらに何か新たらしい業態で生まれ変わる可能性を感じますよね。
お風呂ではなくカフェという形に変わっても、人が集まる場所としての用途は変わらない銭湯って凄くないですか?
京都の銭湯が芸術的すぎる!