世界三大瀑布“イグアスーの滝”がある、イグアスーはブラジル、アルゼンチン、そしてパラグアイの3ヶ国の国境が集まる場所で、ブラジルの“フォズ ド イグアスー”にあるショッピングモールでは、3カ国のナンバーが並んでいるといったことも。
今回は、ブラジルのイグアスーから、アルゼンチンのブエノスアイレスを目指す際に通ったアルゼンチンのイグアスー“プエルト イグアスー”という街について紹介させていただきます。
ブラジルの“Iguaçu”とアルゼンチンの“Iguazú”
(Puerto Iguazúのバスターミナル。)
ブラジルのイグアスーからアルゼンチンのブエノスアイレスを目指す際、ブラジル側のバスターミナルから直接行く方法と、一度アルゼンチンのイグアスーに行き、そこからブエノスアイレスを目指すという方法があります。一度アルゼンチンに入る方法では、まず国境までバスかタクシーで行きます。
私の場合、乗ったタクシーがブラジル国内しか走れないらしく、国境で降ろされ、イミグレーションを済ませてからブラジルから徒歩1分のアルゼンチンでバスを待っていました。バスに乗ると、イミグレーションを済ませるバス停に着き、再度イミグレーションをすることになりました。
そして、ついにイグアスー(ブラジル)から、イグアスー(アルゼンチン)に行くことが出来ました。「Obrigado」から「Gracias」になった瞬間は、なんとも言えない面白さがありました。
国境では両替する必要なし!レアルとペソが使用可能!
(ターミナル近くのスーパーで、レアルでお買い物。)
プエルト イグアスーのターミナルに着き、バスの出発まで1時間ほどあったので、近くを散策することに。この時まだ手元にアルゼンチンのお金がなかったので、銀行を探すついでにウロウロしていました。
その時にターミナル近くで見つけたスーパーマーケットで、ダメもとで「レアルは使えますか?」と聞くと「OKだよ」とのこと。大きなスーパーだったので、今度は小さなキオスクでも試してみることに。
お店の大きさに関係なく、OKとなり、キオスクでは、「書いてある値段を4で割ってね」と教えてくれました。
ターミナルに戻ってから話を聞いてみると、バスのチケットもレアルでの支払いができるとのことでした。
おつりはキャンディーで解決!
(レジでは、電卓とキャンディーが。)
先ほど登場した、ターミナル近くのスーパーマーケットでのこと。13アルゼンチンペソ(約90円)のお買い物をしたのですが、そこで登場するのがレジ横に置いてある電卓とキャンディーでした。
もちろんですが電卓はアルゼンチンペソとブラジルレアルの計算に使っていました。
そしてレアルで支払ったので、そのブラジルのセント分のおつりの代わりとしてキャンディーを渡されました。南米では「小銭の代わりにキャンディー」という話はよく聞く話ではあるのですが、実際にキャンディーをもらうという体験はこの日が初めてだったのでびっくりしました。
「このキャンディーの売値は1個いくらなのか…」と考えながら受け取りお買い物完了。
最短距離で、一番楽な効率な方法で移動するもの良いですが、たまにはちょっと寄り道して変わった異文化を体験するのもいいですね。