好きな人に振り返ってもらうまで、熱烈に気持ちを伝え続けるのに、いざ交際がスタートすると相手に興味がなくなってしまう『蛙化現象』をご存知ですか?男女問わず、急に気持ちに変化が起きてしまう『蛙化現象』の原因や理由をご紹介します。
『蛙化現象』とは?
蛙化現象(かえるかげんしょう)とは、男性・女性問わず起きてしまう恋愛感情におこる問題のひとつです。
蛙化現象は、憧れの存在だった人と付き合い始めると、なぜか気持ち悪く感じてしまったり、興味がなくなったりする現象を指します。
蛙化現象の由来はグリム童話『かえるの王様』です。物語の中では、魔法でカエルされてしまった王様に、しぶしぶ王女様がキスをして魔法が解け、恋に落ちるという話でしたが、蛙化現象はこの逆の展開をたどります。
自分に自信がない
蛙化現象がおきる原因のひとつに、自己肯定感の低さがあげられます。交際する前は、好きな人が自分には釣り合わない『理想の人』というポジションだったのに、お付き合いがスタートすると『自分と同じレベルの人間』という認識になってしまいます。
自分の価値を低く設定しすぎているため、自分のことを好きと言ってくれる相手のことも『たいした人ではない』と思ってしまうことで、興味が薄れ、気持ちが離れてしまいます。
恋愛経験が少なく、理想が高すぎる
恋愛に夢を見すぎて実際に付き合うと「こんなはずじゃなかった」と、勝手に相手に幻滅してしまい、興味がなくなるというパターンもあります。
恋愛経験が少なすぎて、恋に恋をしている場合にも『蛙化現象』が起きてしまいます。
いつまでも好きな人を追いかけていたい
交際がスタートすることによって、好きな人が振り返るまでの『ドキドキ』や『ハラハラ』という気持ちがなくなり、自然と気持ちが冷めてしまう場合もあります。常に逃げるものを追いかけ続けたいと思う方にも『蛙化現象』が起きてしまいます。
『蛙化現象』を感じたら、気持ちを振り返る時間を設けよう
交際がスタートし、相手に『釣った魚に餌をやらない人だ』と言われる前に、まずは自分の気持ちを振り返ることが重要です。そしてお互いのことを知りながら、理想と現実のギャップを埋める努力を続け、蛙化現象を乗り越えましょう。