國學院大學で第3回「学び直し勉強会」が開催。人間開発学部、観光まちづくり学部の教授らが講演

2026/02/18
マガジンサミット編集部

2月16日、國學院大學で第3回「学び直し勉強会」が開催。「学び直し勉強会」とは、昨年の2月にも開催され3回目の実施となった。

勉強会では、國學院大學のたまプラーザキャンパスの教員が、実際に大学でどんな授業をおこなっているかを紹介。今回は、人間開発学部初等教育学科所属前田麦穂助教と観光まちづくり学部観光まちづくり学科所属清野隆准教授が、日頃の講義内容や自身の研究について講演した。

國學院大学副学長であり、たまプラーザキャンパス長、人間開発学部長の太田直之教授が、國學院大学の150年の歴史及び、たまプラーザキャンパスの観光まちづくり学部と人間開発学部の歴史や学部紹介をおこなった。

「学び直し勉強会」を行う背景として「地域との結びの作成、2つの学部がどのような研究をしているのか、そしてたまプラーザキャンパスについて知ってもらいたい」とコメントした。

人間開発学部とは、幼児教育・保育、初等教育そして健康管理の現場で活躍する「人づくりのプロ」を育成する学部。「教職の國學院」として長年培ってきた人材育成システムを利用し、「人間開発」を行う教育者を育てることが目的として創設された。

観光まちづくり学部は、2022年4月に新設された学部。日本各地の歴史や文化を研究し、観光を基軸に持続可能な「まちづくり」を考え、多様な側面から地域に貢献していくことができる人材の育成を目指している。

人間開発学部の前田助教は「共同実施で教員採用試験はどう変わる?」というテーマで講じた。

教員採用試験の共同実施とは、現在では各都道府県・指定都市教育委員会がそれぞれ独自で行う、教員採用選考に係る第一次選考の実施を共同にしようという取り組み。試験実施を共同でおこなうことで、試験内容の質向上、より丁寧な二次選考の実施等の効果が見込まれると考えられている。

共同実施には、第三者機関が問題作成から試験の開催・運営までを一括して担う統一試験方式と第三者機関が問題作成、各教育員会が試験を運営するという共通問題配布方式があるとのこと。

前田助教は、共同実施や教員採用試験についてこれまでの歴史やどのような改革動向があったのかを説明し、最後には「こんな風に現在進んでいる教員採用試験を歴史的な観点から見直すと、何が引き継がれていて何が新しくでてきているものなのかが、よくわかるのではないかという風に考えております。歴史というのをひとつ自分の重要な視点としながら、2020年代の動きについても研究を進めて参りたいと思っております」と話した。

次に、観光まちづくり学部より清野准教授が登壇。「学び合いの場を創造するまちづくり」

というテーマで講義をおこなった。

観光まちづくりとは、地域に対する深いまなざしに基づき、地域社会の現状と課題を理解し、地域資源の保全活用と地域を動かす多彩な人々の形成によって、地域を主体とした観光や交流を促すとともに活力あふれる地域を実現することだという。

そしてまちづくりとは「地域社会に存在する資源を基礎として、多様な主体が連携・協力して、身近な移住環境を漸進的に改善し、まちの活力と魅力を高め、生活の質向上を実現するための一連の持続的な活動」と定義している。

前田助教は実際に「まちづくり論」の授業で使用している「はじめてのまちづくり学」という教科書を紹介した。

この教科書にあるワークシートを実際に生徒も使っており、前田助教は「ワークシートに記入するときに関わっているまちのことをどれだけ知っているか、または思い出したり、もっと知るキッカケになったりしてほしい」と語った。

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