
来てほしくないとは思っていても、いつかは来てしまう親の「もしも」の話。皆様はその「もしも」に備え、親と話し合ったことはありますでしょうか。
今回、保険総合ポータルサイト「HOKENO」を運営する東京海上⽇動⽕災保険株式会社は、20代〜60代の男⼥1030⼈(親の看取り経験者・未経験者 各515⼈)を対象に「親の『もしも』に対する備え」に関する調査を実施しています。
また、「親の気分を害さない会話のヒント」を経済評論家・マネーコンサルタントの株式会社Money&You代表取締役・頼藤太希さんに伺っています。
「親の『もしも』に対する備え」に関する調査
調査ではまず、親の看取り未経験者に親の「もしも」への備えがどれくらい重要だと思うか質問。約8割が重要(重要である⦅46.2%⦆、やや重要である⦅37.5%⦆)と回答しました。

しかし、備えのために何か⾏動したことがあるかという質問では、「あてはまるものはない 」が約半数となり、「資産状況を聞いた」、「葬儀やお墓の希望を聞いた」などの回答は3割未満に留まる結果に。その他もそれぞれ2割弱となっており、備えが重要と思いつつも詳細な準備まではしておらず、先送りにしてしまっている人も多いようです。

頼藤さんは「もしも」の時に備えてお金の話をすることについて次のように語りました。
お⾦のことを聞くのは難しいもの。重要なのは「⾃分が遺された時にどうなるか」という⼦の視点を親に正直に伝えることです。相続のことも決めておかないと後々に遺族の中で争いの元になりますし、どこにいくら資産があるのか残された側が把握していなければ、時間と⼿間がかかります。親世代に対し「⼦がどのような状況に置かれるか」を想像してもらい、終活を⾃分ごととして捉えてもらう働きかけが有効です。以下のようなTODOリストを⼀緒に埋めていくことから始めてみましょう。

次に、親の看取り未経験者(515⼈)に、親の「もしも」の備えについて会話をしたことがあるかを質問。「今まで会話をしたことはないが、今後会話をしようと思っている」、「今まで会話をしたことがなく、今後も会話をしようと思わない」 を合わせた6割以上が、もしもに備えた会話をできていないことが分かりました。

親に対し「もしも」の備えについて話すことについて「親の気分を害してしまいそう」などの不安を感じるか、という質問では「不安を感じる」、「やや不安を感じる」と回答した人が半数を超える結果となりました。

こういった話題に不安を感じることについて頼藤さんは次のように語っています。
いきなり重い話をするのではなく、まずは"イマ"の話からスタートしましょう。例えば、現在の家計状況や活⽤している⾦融サービス、利⽤中のクレジットカードなど、⽇常に直結する話題から広げていくのが有効です。次に「これからの⼈⽣をどう考えているのか」「何歳まで働きたいか」といった“未来”の話を積み重ねてみてください。現在の状況から延⻑線上にある話をすることで、⾃然な流れで最終的な終活の話題へと繋げていくことができます。
調査では実際に親を看取った経験者の約3⼈に1⼈(33.6%)が、⽣前に親と「⼗分な話し合い」ができていなかったことに対し後悔があると回答しています。(後悔がある=「後悔している」、「やや後悔している」の合計)
さらに、「親を看取った際にどのような困りごとがあったか」を質問すると、トップ3は1位「資産状況」、2位「もしものことがあったときの連絡先リスト」、3位「葬儀やお墓の希望」という結果に。「お⾦」にまつわる情報の不⾜が遺された家族の⼤きな負担となっているようです。

これらの結果を受け、頼藤さんは次のようにコメント。
どこの⾦融機関にいくらあるのか、何の保険に⼊っているかといった問題は昔も今も変わりません。今では多くがネット完結となっており「デジタル遺品」として形の⾒えない資産となりつつあります。今すぐID、パスワードの共有ができなくても、利⽤している⾦融機関やサービス名だけでも共有されていれば、遺族の⼿間は⼤きく軽減されます。
お⾦に関する情報共有をしておくことが遺された家族を救う「最⼤のリスクヘッジ」です。お⾦の話はしにくいと感じている⽅も多いかもしれませんが、残された家族の幸せを⼀緒に考え、⾏動しましょう。
保険なんでもポータルサイト「HOKENO」の活⽤
今回調査を行った東京海上⽇動が運営する保険なんでもポータルサイト「HOKENO」は、「⾃分のリスクに対する傾向を知る」ことから始まり、「プロへの相談」を経て「保険加⼊状況の管理」まで提供する総合プラットフォームで、この管理機能を活⽤することで親の「もしも」に備えた保険情報の共有が可能となります。
頼藤さんは「保険⾦には請求期限があるため、どこの会社のどんな保険に加⼊しているのか把握しておくことは重要です。今はデジタルで管理できる時代ですので、親⼦で共通のツールを使い情報を共有しておくと安⼼です。」と話してくれました。
また、「保険管理をきっかけに、保障/補償内容の⾒直しや今後のライフプランといった"イマ"の話から⾃然にスタートし、「もしも」に備えた連絡先リストや、医療⽅針、お墓のことなどのデリケートな話題へもスムーズに繋げていけるはずです。」とアドバイスを送りました。
いつかは来てしまう「もしも」の時。その時に慌てないように必要なことはできるだけ情報共有するようにしておきましょう。
HOKENO:https://hokeno.







