浅田真央、医療用マット「エアウィーヴ ウエルネスモデル」の発表会で寝返り姿を披露

2019/04/29
マガジンサミット編集部

高反発マットレス・マットレスパッドを製造、販売する「株式会社エアウィーヴ」がウエルネス事業に参入し、その記者発表会が4月28日に名古屋市内で開催されました。

高岡本州(たかおか もとくに)代表取締役会長兼社長が事業参入の経緯を説明したほか、太田総合病院記念研究所 太田睡眠科学センター所長の千葉伸太郎氏、藤田医科大学病院 看護部長であり副院長の眞野恵子氏、そしてフィギュアスケーターの浅田真央さんがスペシャルゲストとして登壇。トークセッションを行いました。

医療・介護の現場でもエアウィーヴ

今回、医療・介護用に開発された「エアウィーヴ ウエルネスモデル」は、藤田医科大学病院での検証実験やアドバイスをもとに、エアウィーヴの特徴である高反発・通気性・体圧分散・洗える清潔さに加え、防水カバーや電動ベッドにおけるスライド特性など、医療介護の環境にも合わせた特長を兼ね備えています。

高岡社長は、ウエルネス事業に参入するにあたり「寝具は触り心地などで決めることが多く、実際に寝てきめる人はいない。一流のアスリートは全身がセンサーのようで、感覚的にエアウィーヴの良さを分かっていただけるが、それを科学的に証明する必要がある」と、米スタンフォード大学の西野博士らに「眠りの質とマットレスの関係を科学的に証明してほしい」と依頼。

西野博士らが、エアウィーヴで眠りについた場合の体温変化や脳波などを調べたところ、通常のマットレスで寝たときよりも、体温調節がスムーズに再現されることが分かり、より質の高い睡眠が得られることが証明されました。

さらに、これらの睡眠研究が米科学雑誌『PLOS ONE』に掲載され、千葉博士は「マットレスを科学的に検証した実験は他に無く画期的」と話し「質の良い睡眠は、代謝(アンチエイジング)に必要な成長ホルモンの分泌を促す」と、日々のヘルスケアにエアウィーヴでの睡眠が有効であると説明しました。

“違い”を浅田真央さんが実際に体験!

トークセッションの後半では、高齢者の動きを体験できる4㎏の重さのあるベストを着用した浅田真央さんがベッドに横たわり「エアウィーヴ ウエルネスモデル」の寝心地を体験。

通常のウレタンマットレスの後にエアウィーヴのマットレスを寝比べた浅田さんは「あ!…もうエアウィーヴです! 比べると分かります。猫背で寝ているような感じだったのが、全体を支えてくれるので沈みません」とコメント。寝返りをうちながら「分かりました? 寝返るスピードが速かったですよね?!」と感激した様子でした。

眞野氏は「マットレスに身体が沈み込んでしまうと、介助する側も抱き起す度に重たい思いをするが、エアウィーヴはナースたちが腰を痛めないで介助できる」と扱いやすさを評価。

また、入院中の患者さんにとってベッドは生活の場であり、眠りの質だけでなく寝心地にもこだわる必要があると話し、検証実験後のアンケートでは「蒸れ感の少ない快適な寝心地」と好評だったことも明かされました。

浅田さんは「初めて横たわったときは“ふわり”と持ち上げてくれるような、今までにない寝心地で、それ以来、約10年間ともに寝ています。睡眠はパフォーマンスに影響するため、今、全国を周ってファンの方に感謝の気持ちを伝えるアイスショー「浅田真央サンクスツアー」でも会場に持ち込んでいる」と、常にエアウィーヴをもって移動していると話しました。

「エアウィーヴ ウエルネスモデル」は、藤田医科大学病院に300床納入することが決まっており、高岡社長は「医療の現場に参入できたことを嬉しく思う。使っていただいた方のお声をもとに、さらなる改良を重ねてより良いマットレスを目指したい」と抱負をのべました。

エアウィーヴは、東京2020のオフィシャル寝具パートナーが決定しており、選手村に約2万床のマットレス提供を予定。マットレスなどの販売が好調で、2019年は166億円の売り上げを予想しています。

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