「夏祭り」に行きたくなる!大人も楽しめる科学雑誌「たくさんのふしぎ」とは

2018/06/27
N田 N昌

科学雑誌といえば、「ニュートン」、「ナショナルジオグラフィック」などがお馴染みですが、今回ご紹介するのは、こちら「たくさんのふしぎ」でございます。

「たくさんのふしぎ」とは、「こどものとも」でも有名な福音館書店が発売している月刊科学絵本シリーズでございます。コンセプトは、あらゆる不思議を小学生向きに紹介する絵本(雑誌)。第一線で活躍する研究者や専門家が、世界にあふれる不思議を、子どもたちが自ら感じ、考え、理解していけるよう導いております。

小学生のお子様をお持ちでない方には、馴染みの薄い絵本でございますが、実はこの「たくさんのふしぎ」、あなどることなかれ!なのでございます。大人が満足できるレベルの内容なのでございます。

例えるなら、シリーズ累計発行部数160万部を突破している去年の大ヒット本「ざんねんないきもの事典」でございます。こちらは、12万人の小学生が選んだ“こどもの本” 総選挙第1位にも選ばれておりますが、大人の読者も多いことが特徴でございます。子ども向けに作られてはいるものの、大人も教養バラエティー番組を視聴している感覚で楽しめるのでございます。

ジャンルも「哲学」「数学」「科学」「生物」「自然」「歴史」「文化・風習」など様々、「世界一受けたい授業」(日テレ系)の絵本版と言っていいかもしれません。とくかく、大人が楽しくわかりやすく知的欲求を満たすことができるのでございます。興味を持たれた方は是非一度、バックナンバーをネットで検索してみてくださいませ。

そんな「たくさんのふしぎ」が、今月400号を迎えたのでございます。ちなみに、創刊は1985年でございます。記念すべき400号を描かれたのは、大御所の人気絵本作家、西村繁男様でございます。タイトルは、「絵で読む子どもと祭り」。全国各地の祭りを紹介した絵本でございます。

お祭りの主役である子供達はもちろん、お祭りを支える人達や、お客さん、さらに風景などが丹念に描かれております。ちなみに、西村様はこの絵本のために、全国9ヶ所を2014年から3年かけて取材。すべてのページ(40P)に描かれている人物の合計はなんと! 2427人でございます。

少子化で変貌しつつある「お祭り文化」の今を素敵な絵で描かれております。読むと、お祭りに出かけてみたくなること間違いナッシングっでございます。また、表紙にも描かれている猫が各場面に登場しております。その猫を探すのも楽しいかと…。

 

騙されたと思って、月刊科学絵本「たくさんのふしぎ」、一度体験くださいませ。

そして、夏休み、まだ予定に空きのある方は、最新刊「絵で読む子どもと祭り」を読んで、夏祭りに参加されてみてはいかがでしょうか。

(文:N田N昌)

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この記事を書いた人

N田 N昌

放送作家・ナンセンス絵本マニア 「有田とマツコと男と女」「レゴニンジャゴー(アニメ)」 「天才テレビくんMAX」「小島慶子のオールナイトニッポンGOLD」 など、テレビ・ラジオ番組の構成脚本を担当。

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