自殺、他殺、不審死、事故死があった賃貸…事故物件って大丈夫なの?

2017/11/18
放送作家 石原ヒサトシ

 

自殺、他殺、不審死、事故死など、人の死亡に関する事件があった不動産のことを「事故物件」と呼んでいます。一人暮らしで引っ越そうと不動産屋さんで部屋を探していて、明らか相場より格安の物件を見つけたことがありませんか? その部屋は怪しいです。

 

事故物件に関しては、近年、大島てるさんという方が、ウェブサイトで紹介したり(http://www.oshimaland.co.jp/)書籍を出したりして話題になりました。

 

告知はするけれど

他殺、自殺などで死者が出た物件を「心理的瑕疵物件(しんりてきかしぶっけん)」と呼びます。宅地建物取引業法により、瑕疵物件については重要事項説明で告知義務があると定められていて、物件を契約する重要事項説明の際に、借主または買い主への説明が義務付けられています。

 

一軒家や高級マンションの不動産売買だと、やり取りする金額が大きいのでトラブルの元になります。数十年前に、敷地の庭で殺人事件があった物件でも、義務を怠ったとして裁判になったこともあるそうです。

 

これが賃貸物件だと違います

 

賃貸の場合、その物件で他殺や自殺があった場合、最初の入居者については告知義務があります。ただし、その入居者が退去したら、次からは告知しなくてもかまいません。なので、一度、不動産関係者や便利屋的な人に契約させて、一応住居として一ヶ月ほど住まわせ(実際には住まなくても)、そして解約して、次は他の部屋と同じ賃貸料にする、ということをするとか。

 

とはいえ、別の部屋の住人から事故物件であることを聞かされると、あとでトラブルになりかねないので、当分家賃は通常の2,3割引きにする場合が多いそう。また、報道で騒がれるほどの事件が起こった部屋だと、そのうち借り主の耳に伝わるであろうことから、かなりの格安か、ずっと空室に。あるいは、薄気味悪い永遠につきまとうので建物を壊して建て替えることも多いそうです。

 

“知らぬが仏”という言葉もありますが、やっぱり事故物件って気持ちいいものじゃありませんよね?確実なのは、不動産屋さんに事故物件の過去があるかどうか聞くことです。隠して、あとで発覚したらトラブルになるので教えないわけにもいきません。

 

もう一つ、もし事故物件だったとして、「お祓いを済ませたか?」聞くのも重要です。お坊さんにお経を唱えていただいたり、お祓いをしたり、一応のけじめをつけている大家さん、不動産屋さんもあります。ちゃんとお祓いして、しかも何人か人が借りていて、特に異変がないようであれば問題ないかも。

 

逆に!?

中には、「全く気にしないのでもっと安くしてくれ」と値切る人もいるとか。お金のない学生、芸人さんなどで実際にいるようです。

 

事故物件に住むと何か起こるか?

芸人の松原タニシさんが、番組企画で、過去に他殺事件があり、不動産屋も止めるほどのいわくつき事故物件がありました。もともと霊感はないそうですが、実際に住むと、ラップ音がバシバシ鳴って、写真を撮るとオーブが沢山飛んでいました。

 

のちに、交通事故に遭ったのですが、引っ越しを手伝った友達も同じ時間に交通事故に遭っていたそうです。幸い無傷で済んだのですが、驚いたのは、この物件に10年以上前に住んでいた芸人さんも交通事故に遭った経験があったそうです。松原さんは、それ以降も、ネタになるとして事故物件を探しては住んでいるとのこと。

 

事故物件に呼ばれる人もいる?!

これは私の友人の話です。もともと霊感が強い人なのですが、20年ほど前、建物は少し古いが広くて4階角部屋ということもあって、そのマンションの部屋を借りました。しばらくして、よく金縛りに合うようになりました。玄関側にある外の通路に、音もなく歩いてゆく人影を見ることもありました。「なんか嫌な感じだな~」と思っていたある日、部屋で長い髪の女の姿を見たのです。

 

そんな時、知人を介して霊能者と会うことができたので、霊視してもらうと…

「部屋を出て右に階段があるでしょ? そこの壁だけ緑色に塗られてない?」

確かに、なぜか部屋の前と階段の一部の壁だけ、緑というか深緑のペンキで塗られていました。

 

「昔、そこで殺人事件があって女性が殺されてる。壁の色は飛び散った血の痕を隠してるの」

つまり、事件があった場所の目の前の部屋だから、時々近寄ってくるのだと。

友人は、引っ越しました。

 

次に引っ越したのは、マンションの2階。目の前に公園があり見晴らしの良い物件でした。部屋では、特におかしな事は起こらないのですが、どうもときどき窓から人の視線を感じることがある。2階なのに変だな~・・・そのことを霊能者さんに相談してみたら

「窓の外に、高い木があるでしょ? そこから首吊り自殺した人が覗いてる」

 

その木は、細い道を挟んだ公園に立っています。ゾッとしました。霊感の強い人をこの部屋に呼んだのかもしれないと言われたそうです。事故物件ではないけれど、お札をもらって窓の上に置いたら、妙な視線を感じることはなくなりました。そういえば、若い頃、その友人の部屋へ度々遊びに行っていたのですが、よくテレビが勝手に点いたり消えたりしていました。

 

「ときどきこうなるんだ、壊れてんのか、おち着いて見られやしない」と言っていたのですが、よく考えるとあれも霊的な影響だったのかもしれません。あの部屋も事故物件だったのかなと疑ってしまいます。現在住むマンションは、部屋のあちこちに御札を貼り付けていて、特に何事もなく快適だそうです。

 

デリカシーのない不動産

以前、ネットで部屋を検索していて、世田谷区にけっこうお得な物件がヒットしました。アクセスしたら、ひと目で「これはちょっと」とドン引きしました。部屋の中の写真が3枚見られたのですが、その全てに、おびただしい数のオーブが飛んでいたんです。

 

あの部屋、絶対何かあったに違いありません。

 

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放送作家 石原ヒサトシ
この記事を書いた人

放送作家 石原ヒサトシ

放送作家 「クイズ雑学王」、「ボキャブラ天国」等 バラエティを中心にイロイロやってきました。なんか面白いことないかなぁ~と思いながら日々過ごしています。野球、阪神、競馬、ももクロ、チヌ釣り、家電、クイズ・雑学、料理、酒、神社・仏閣、オカルトなことがスキです。
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