4月が新生活をはじめた方、最初のうちは楽しかった一人暮らし生活も、だんだん寂しくなり始める頃ではないでしょうか?そこで、お部屋のパートナーにおすすめな観葉植物をご紹介。初めてでも簡単に育てられる植物の種類やメリットが盛りだくさんです。
観葉植物はメリットがたくさん
部屋に彩りを添えたいなどの理由から観葉植物を取り入れる方が多くいますが、実は観葉植物には見栄え以外にもさまざまな効果があります。まずは観葉植物をお部屋に置くことのメリットから見てみましょう。
空気清浄+湿度調整でお部屋を快適に
植物が二酸化炭素を吸収して酸素をつくり出すことは知られていますが、それに加え空気中を浮遊するカビやバクテリアなどを抑制する働きもあり、空気をきれいにしてくれます。また、葉から水分を拡散して適度な湿度を保つ働きもあり、湿度管理までしてくれるのです。
シックハウス症候群を予防
観葉植物はシックハウス症候群を防ぐのにも一役買ってくれます。シックハウス症候群は、建築素材から発生する有害物質が室内の空気を汚すことが原因だと言われていますが、観葉植物がこれらを吸収する力を持っているという研究結果が出ました。シックハウス症候群は、頭痛や倦怠感を引き起こすと言われているため、ぜひとも観葉植物で環境を整えたいところです。
目の疲れをやわらげる
上記でご紹介した通り、植物は葉から水分を出す作用があるため、ドライアイの予防にもつながります。また、植物がある部屋で行うコンピュータ作業の方が眼精疲労を感じる度合いが少ないという研究結果も出ています。植物を眺めることで視覚疲労も軽減できるという意外な効果も期待できるのです。
一人暮らしにオススメな観葉植物
いいことがいっぱいの観葉植物。一人暮らしだと手入れが大変そうですが、簡単に育てることができる種類もあります。次に、一人暮らしに適した育てやすい観葉植物をご紹介します。
パキラ
観葉植物の代表格とも言われるパキラ。本来は陽が当たるところを好みますが、日陰にも強いので置く場所を選びません。病虫害も少ないので初心者でも安心して育てられます。
ガジュマル
幸福をもたらす精霊が宿ると言われているガジュマル。縁起が良く、独特な樹形に愛着が湧くという方も少なくありません。寒さや日陰にも強いため、一人暮らしの部屋でも育てやすい植物です。
エアープランツ
水やりが続けられるか不安だという方は、エアープランツを選ぶという方法もあります。エアープランツは空気中の水分を吸収して育つため、週に1回、霧吹きで水をやるだけで十分。インテリアに馴染みやすいおしゃれな見た目も人気です。
6月は植え替えの時期!お手入れも欠かさずに
6月は植え替えの時期でもあります。ずっと同じ鉢の中にいると、根が鉢底から出てきてしまったり、水が土になかなか染み込まなくなったりします。寒い時期の植え替えは植物への負担が大きいため、植物がもっともよく育つ5〜6月に行うのがベスト。自分の観葉植物の様子が気になる場合は、植え替えを検討してみましょう。
観葉植物も、自分に合った種類を選べば管理がしやすく、さまざまなメリットをもたらしてくれます。何より家での楽しみが増える点がもっとも大きなメリットです。一人暮らしのお部屋が寂しいと感じている方は、ぜひ観葉植物を迎え入れてみてはいかがでしょう。